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52 人中、46人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
勉強すべきは消費者であるという強いメッセージを認識すべし。,
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レビュー対象商品: 日本の「食」は安すぎる 「無添加」で「日持ちする弁当」はあり得ない (講談社プラスアルファ新書) (新書)
著者の山本謙治氏はいわゆる食い倒れ系のブログやコラムで人気者だが、あれは氏の余芸であって、世間一般の人に対する硬派な、というか本業に近い視点からの本格的な著書はこれが初出と思う。近年とみに「食」の問題が指摘されているが、山本氏の強みは彼の本業が農作物流コンサルタント、すなわち流通という立ち位置なので、生産者側と販売する側を非常にニュートラルな視点で見ることができるという点につきる。この立ち位置でのこの手の書物は極めて珍しいし、貴重である。氏が一貫して主張するのは「我々消費者こそが勉強して本質的な問題を捉えるべき」ということだ。バブル崩壊後のデフレ経済の中で「安ければ良い」という発想が強くなる一方で外食や偏食してサプリ取りながら健康志向、本物志向みたいな流れもある今の消費者の混沌とした状況に明確な警鐘を鳴らしており、我々消費者が自らの足元を見直すための重要なメッセージが沢山含まれています。食料自給率の低い日本の第一次産業の現実を考えつつ読むべき本でしょう。
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
手間暇かけた食の名品に食い倒れながら、食品の価格について考える,
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レビュー対象商品: 日本の「食」は安すぎる 「無添加」で「日持ちする弁当」はあり得ない (講談社プラスアルファ新書) (新書)
安さと利便性を追い求める消費者の要求が、日本の食の貧困化を推し進め、食品事業者・農業生産者を追い詰めて来たことが食品偽装につながっていると指摘している。「安いってことは、どこかにしわよせがいっているってことp.138」であるから、商品を買うときには価格と鮮度だけで3秒で判断するのではなく「ひとつの食品を買う・買わないの判断をするのに30秒かけるp.185」こと、そのまま食べたのではおいしくないが料理の仕方によりとびきりうまくなる野菜の在来品種を買い支えるp.75等共感できる商品を買い支えることp.182、食品小売店のバイヤーは仕入れの際に安い商品等安全パイの商品を選択するから「売り場で堂々と「こういう商品はないの?」といった声を販売員にぶつけていくべきp.181」等、日本の食の再生について具体的に提案。言われてみると当たり前のことだが、私たちが日頃目を背けてしまいがちな食品価格の問題について、本物の食品についての知識をベースに端的に説明している。おいしそうな各地のこだわり食品の固有名詞も沢山でてきて楽しめる。お勧め。
27 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
最後まであっと言う間に…,
By トマトっ子 (埼玉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 日本の「食」は安すぎる 「無添加」で「日持ちする弁当」はあり得ない (講談社プラスアルファ新書) (新書)
今まで「買う食品=出来るだけ安く買いたい。でも、出来るだけいいものがいいな」という程度で買い物をしていました。でも、この本を読んでからガラリと思考を変えられました。 納得のいくものを、その商品に値する価格で買い、生産者を「買い支える」。 いずれは自分に、そして、日本国家のためになっていく。。。 面白すぎて、寝るのが惜しく、夜ふかししてしまいました! 特に、納豆と卵の章が好きでした♪ 初心者にも分かりやすい、素敵な本です! この本に出合えて本当に良かった♪
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