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日本の「岐路」―自滅からの脱却は可能か
 
 

日本の「岐路」―自滅からの脱却は可能か [単行本]

中西 輝政
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

没落か、復活か。それを決めるのは小沢でも福田でもない。夢や希望を持つ国民の「生きようとする力」なのだ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

中西 輝政
1947年、大阪生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授(総合人間学部教授を兼任)。専攻は国際政治学、国際関係史、文明史。石橋湛山賞(1990年)、毎日出版文化賞・山元七平賞(1997年)、正論大賞(2002年)、文藝春秋読者賞(1999年、2005年)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 316ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2008/05)
  • ISBN-10: 4163701907
  • ISBN-13: 978-4163701905
  • 発売日: 2008/05
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
前半の国内論議は、中西氏以外の他の論者にも多く見られる議論だが、後半の国際問題、外交論議はここでしか読めない内容だろう。他の論者のうわべだけの外交論ではなく、本当に芯にせまった論議がなされている。
読めば、日本にとって、日本人にとって驚くべき(というか恐ろしい)内容ばかりだと思うが、これが一向に大手メディアに取り上げられないことに、違和感を感じざるを得ない。
日本の学者やマスメディアは、まだ濃くも薄くも、左翼的勢力が強いのだなあ。
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19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本著は2005〜2008年までの月刊誌に掲載された著者の論文をまとめたものである。
前半は、主に日本国内の政局や北朝鮮・中国問題を扱ったものが中心で、個人的に特に目新しくはなかったが、朝日新聞・報道ステーション・NEWS23を観ても何の疑問も感じない人は是非目を通してもらいたい。
圧巻は後半の歴史論である。近代史における個人的興味は既に「共産主義・左翼陣営の暗躍」に絞られているため、著者のように日本であまり話題にならない「ヴェノナ文書」(アメリカ国内のソ連のスパイの動向をまとめたもの)、「ミトローヒン文書」(ソ連のKGB情報局文書課長だったミトローヒン氏の持ち出したKGB公文書を元にしたもの)などを元にした歴史論は非常に参考になる。
「ヴェノナ」からはルーズベルト政権に多くの共産主義者・ソ連のスパイが潜み(ハル・ノートを作ったハリー・ホワイトが有名)、後のマッカーシーの赤狩りが正しかったことがわかる。
「ミトローヒン」からは、やはり、日米安保闘争には日本国内のソ連のエージェントの煽動があり、社会党だけでなく、自民党の閣僚にもソ連のエージェントがいたことがわかる。
あと、数十年もすれば、明らかに言動が怪しいあの政治家、キャスター、ジャーナリスト、学者らが中国や北朝鮮のエージェントだということが白日の下に晒されるであろう。

それにしても、中西氏には、共産主義(コミンテルン)がどのように20世紀を引っ掻き回し、日本を破滅の道へと引きずり込んでいったことに大きく焦点を当てた近代史の決定本を書いてもらいたい。その材料は十分備えていると思われるので、「共産主義の陰謀(仮題)」的な本が話題になり、幅広い層に読まれれば、日本近代史観が一変して自虐史観が吹き飛び、共産主義の残滓が今なお蔓延る左翼陣営を蹴散らすことが出来るだろう。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kojitan
形式:単行本
 この方はかなりハイレベルなことを仰います。それでも丁寧に説明することを心がけているようで、理解はしやすいです。高く上れば高く登るほど、視野が広がる。しかし、小さなものが見えにくくなるというのに、中西輝政氏は小さいものを見落とすこともなさそうだ。それほどに緻密な人だという印象を受けた。マメなんだろう。 こういう方に会ってお話を聞く機会があればどんなに充実することだろうか。最近本を読むときはそんなことを考えることがしばしばある。

 この本で最も私の無知を恥じたのは、国連が真っ赤な組織だということだ。環境左翼の件で、国連機関がどうも怪しいという気がしていたのだが、そもそも怪しいと考えるべきこの国連なのだ。詳細は本書を読んでいただいたほうがわかりよいが、民主党の小沢代表が国連中心主義を唱えているが、危なくてしょうがない。
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