今までここまで戦後日本の「形」を大胆に
説明した本が有ったか?
そして次代の若者に伝えようと筆を取った
物書きがいたか?
国としての総括(一般の国民レベルで共通と
されている認識)が出来てないが故に、いわゆる
「太平洋戦争」にはいろいろな考え方が存在して
ます。
だから、本書に違和感を持つ方もいれば、諸手を
挙げて大絶賛という方もいるでしょう。
ただ、この本は「これを読むことで一人一人の
立ち位置を考えて欲しい。若しくはそのキッカケに
なれば」というスタンスなのです。
元々が「ヤングアダルト新書」というふれ込み
なので殆どの漢字にルビが付いていたり、装丁が
いかにも「子供向け」です。
ですが、ここに書いていることをきちんと知って
いる(若しくは理路整然と反論できるだけの知識を
有している)大人がどれだけいるのか?
今年で戦後61年です。
お国のために身を犠牲にした方に対して敬意や
弔意を表するのは当たり前のことと思います。
ただそれと平行して、そろそろ過去の負債を
清算してもいい頃でしょう。
もう気を使わないといけない相手もさしていない
のだから。