100年に1度の金融危機・恐慌から世界同時不況。ポンドなど各国通貨の下落もある。被害の少ない日本のはずが、世界消費の急減、円高が輸出産業を直撃。派遣切りなど失業・雇用の悪化、貸し渋りは続き、黒字倒産も増加中だ。それでも著者は「日本はかならず復活する」と断言する。もちろん世界経済も! 自然エネルギーへの大転換、産業革命が起き、日本と中国とインドが主役となり、オバマ新政権も参加する「太陽経済」の時代がやってくるという。それに対応する抜本的構造改革、「開国」戦略を急げと。たとえば電気自動車を大いに活用せよ、と。排気ガス・騒音・事故ゼロの無料高速道路をつくり、電気自動車と道路も輸出せよ、と。いま、ネガティブな経済本が圧倒的で、ちら見するだけで気がめいる。本書のポジティブな主張は、出色!