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この本は、「裏の経済」という今まで誰も取上げなかった分野を、身近な例と具体的な数字を用いて大変わかりやすく解説しています。興味深い項目が非常に多く、読者を飽きさせません。読み終わった後は、経済に対する問題意識が自然に芽生えてくるような一冊です。
ちなみに、本文は、各項目3~4頁に区切られているので、通勤時間やちょっとした合間に無理無く読み進めることができました。
購入しようか迷っている方、この本はそんじょそこらの「経済の本」とは違います。著者のスルドイ切り口と知られざる裏!!経済の実態に、まさに「目から鱗」。買って損はしませんよ!
特にその市場規模を説明するのに単なる値だけではなく、比較となる対象をもって説明することによりその大きさを非常に痛感できるのです。例えばエンコーこと援助交際の市場規模は502億円以上で「この数字はなんと東京都が抱える借金(2000年度実質収支の赤字額678億円)に匹敵する」なのです。
自分が扱っている業種の市場規模と地下経済規模を比較すると、なんと悲しいといいますか裏は無視できない!と思わざるを得ません。また今後インターネット技術の普及により裏のルートが発展していくことも否めないと思われます。
裏をすべて正規にすることは「ゆとりのない」世界から、それこそ犯罪が氾濫するような形になりかねないと思われますが、ある程度、貧乏な国政に寄与する方法も考えたほうがいいですよね~と思わせる一冊でした。
特にお役所に近い方はご一読をお願いしたいです。
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