研修医になって数ヶ月くらいしてから読むとよい本だと思います。時間外外来でよく遭遇することや疑問に思うこと、ついついあとで本を読んでおこうかななんて思うことはいっぱいありますが、そういうちょっとした疑問点に対してこの本はevidenceを示して答えてくれます。引用した文献が多いのも魅力、あとでさらに掘り下げることもできます。内容も多岐にわたっていて項部硬直の髄膜炎での感度は30%とか、小児のminor head injuryでのCTの撮影基準など普段の診療中に疑問となることから、救急外来でのトラブル対処法なんかものっています。
おなじみの林先生の研修医当直御法度と内容がかさなっているところもあります。現場での経験をある程度積んだ後に読むと「なるほどね~」って感じですらすら読めるので、通読にもそんなに時間はかからないと思います。お買い得な本です。