日帰りハイキングのガイドブックを数々試読した中で初心者から中級向けに最もバランスが良いと思ったのがこの本である。
●薄すぎない
250ページあり、例えば高尾から陣馬までで13頁を使って、計5コースを解説している。これも見開き2頁で済まそうと思えばできるが、編者のこだわりに共感できる。
100コースも載っているので、どんなにがんばっても数年は楽しめるだろう。
●そして厚過ぎない
関東周辺に絞る事で、A5版厚さ15mmに抑えてある。行かない(行けない)場所を多数載せるより、実用的に持ち歩ける重さに抑えた編者の知恵に感服する。
●カラーできれい
モノクロ、イラスト地図満載というガイドも多数あるが、やはりカラー写真の説得力には敵わない。
また、カラー地図やコース高低差図、交通案内など、ハイキングに最低限必要な情報がすべてのコースに標準でついており、さしずめハイキングのための「会社四季報」のような体裁である。(ただし、コースにより頁数の差はある。)
薄すぎて軽すぎるガイドブックに物足りなさを感じる首都圏日帰りハイカーに最適な実用ガイドブックだとおもう。