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日夏耿之介詩集 (現代詩文庫 第 2期11)
  

日夏耿之介詩集 (現代詩文庫 第 2期11) [単行本]

日夏 耿之介
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登録情報

  • 単行本: 159ページ
  • 出版社: 思潮社 (1976/02)
  • ISBN-10: 4783707960
  • ISBN-13: 978-4783707967
  • 発売日: 1976/02
  • 商品の寸法: 20.2 x 13 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 619,562位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 5.0 視聴覚に効く, 2004/7/23
レビュー対象商品: 日夏耿之介詩集 (現代詩文庫 第 2期11) (単行本)
『黒衣聖母』、『黙祷』、『呪文』等の、巧緻にして難解、森厳にして蒼古な趣のある独自の「ゴスィック・ローマン詩体」。それを少し引用すると、

夢たをやかな密咒を誦すてふ
蕃神のやうな黄老が逝つた
「秋」のことく「幸福」のことく「来し方」のことく

漢字にルビがふれないのが残念だ。彼の詩を理解するには、読み方がかなり重要であるからだ。例えば「秋」などは、さはきり、と読む。

和漢洋の語彙の粋を極めた彼の独自の「ゴスィック・ローマン詩体」は目と耳で愉しむものである。難解極まる漢字と文語体の文章で、かなりとっつき難い詩だ。作家が大衆に合わせるのでは無く、大衆が作家に合わせる詩だ、と本書の中では述べられている。この詩を楽しめる者は随分と限られるだろうけれど、この特異で才能のある詩人のファンが増える事を期待したい。

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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ゴスィック・ローマン詩體!, 2006/4/23
レビュー対象商品: 日夏耿之介詩集 (現代詩文庫 第 2期11) (単行本)
訳詩も含めて日夏作品を毎朝音読するのが私の日課です。常用漢字だらけの現代に、古語雅語、「悉階の稀古なる語彙」で以って描かれた世界は受け入れ難いものでせう。けれど「忘れ去られた」ものだけに、愛着を抱く人には宝石のようなもの…事実、古書業界ではかなりの人気があります。日本語を使う悦びを感じさせてくれる麻薬の如き奇書、英会話教室なんぞに通うのはやめて、独りお部屋で『咒文乃周圍』を口づさみませう。
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4 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ゴス少年少女に, 2005/11/8
レビュー対象商品: 日夏耿之介詩集 (現代詩文庫 第 2期11) (単行本)
その長い睫毛をした目を、ヨーロッパばかりに向けているゴス少年少女よ、日本には日夏耿之介が居る。生半可な少女漫画趣味を寄せ付けない、その神秘的でダークな作風は確かに難解だが、だからこそ現代でももっと受け入れられて良いのにと思う。絢爛な言葉で表層ばかりを飾っているという批判もあるが、ここまで装飾に徹することができるなら、それは立派な個性だろう。ゴス趣味の人の方が、なまじ文学通よりもこれらの詩を味わうことができるかもしれない。
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