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日出処の天子 〈完全版〉/第4巻(全7巻) (MFコミックス)
 
 

日出処の天子 〈完全版〉/第4巻(全7巻) (MFコミックス) [コミック]

山岸凉子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

ときは飛鳥時代前夜。激動の時代の中で出会った厩戸王子(うまやどのおうじ)と蘇我毛人(そがのえみし)。二人を軸に、壮大な歴史絵巻が繰り広げられる! 過去一度も収録されなかった貴重なカラー原稿を完全再現。山岸凉子の最高傑作が、今、〈完全版〉として復刻!!

登録情報

  • コミック
  • 出版社: メディアファクトリー (2012/2/23)
  • ISBN-10: 4840144125
  • ISBN-13: 978-4840144124
  • 発売日: 2012/2/23
  • 商品の寸法: 21 x 15 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By yosnoiz トップ500レビュアー
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ストーリーは、厩戸皇子が超常の力を発揮する「雨乞い」にまつわる話が大きな柱としてあります。

4巻目にして初めて、カラー原稿紛失のため、当時の原稿を再現して構成したというページが出てきました。
トビラ1枚だけですが。
やはり原稿から起こしたものに比べて見劣りするので残念ですね。

木原敏江の「夢幻花伝」外伝にもそういうページがありますが、漫画自体のステイタスが上がった今と違って、当時の漫画の原稿はあくまで出版するまでの原版としての価値しかなく、大切に保存しておくという習慣がなかったのかなと思います。
そういうことも伺えて、逆に時代の流れを感じさせますね。

あと、時おり作者はシリアスな本編とは全然違う、茶目っ気たっぷりのトビラページを描くのですが、ページの横に小さく「当ページのセリフは連載当時の原稿を再現したものです。ストーリーの流れとは異なりますがご了承ください」と断り書きがあります。

これははっきり言って無粋でしょう。

漫画を読む人なら、トビラと本編は別物だとちゃんと認識しているはず。
むしろ、シリアスな本編のちょっとした息抜き、作者の遊び心として楽しんでいるのに、蛇足の一言で作者のお遊びまで否定されてしまったようで、これは編集者のいらぬおせっかいと感じました。

ともあれ、作品じたいの素晴らしさは揺るがないので、大切にして何度も読み返したいと思っています。
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By ミノー トップ500レビュアー
 毛人の心を捉えた布都姫にまみえた厩戸王子は、不吉な言葉を残して去る。
刀自古は父親が決めた大王への輿入れを拒み、窮地に立たされる。
その刀自古の異変にも気付けぬほど、布都姫に心を占められた毛人。
王子が必死に呼びかけているのも知らぬままに…王子は孤独を深めてゆく。

 刀自古の入内の噂話を聞いたことから、王子はある姦計を思いついてしまう。
唯一心を開ける毛人への執着から、その運命を無理に己に添わせようとする王子。
 その頃、毛人は刀自古の変貌の理由を知り、この時点で毛人の心の中には
布都姫、刀自古と母、厩戸王子という無意識の順位が付いてしまった。
 季節は夏。 冷夏から日照りへと、最悪の天候が訪れようとしていた…

 …雨乞いの場面で厩戸王子が布都姫(石上斎宮)のことを指して
『恋をした斎宮などただの女』と評しています。 神との交信は不可能と。
それでは毛人に執着しつつ異能を失わない王子は何者なのでしょう。
 執着と恋を別とするなら…毛人と王子の関係は母子のようだと思っていましたが、
鳩が猛禽の雛を抱いているようで、悲劇の結末を予感してしまいます。

 異能を畏れず、自然に王子の傍らに立つ毛人。 もし王子の肉親にこのような
人物がいたら…特に母親がこうであったら。 王子は全く違う人物になったでしょう。
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