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日中戦争がよくわかる本 (PHP文庫)
 
 

日中戦争がよくわかる本 (PHP文庫) [文庫]

太平洋戦争研究会
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

日本が100万の兵力を投入して戦い続けた日中戦争----。1937年7
月から1945年8月まで、約8年間にわたる泥沼の長期戦は、中国を支援するアメリ
カ・イギリスとの太平洋戦争を引き起こし、最終的に日本の降伏によって同時に
幕を閉じた。
本書は、日中衝突の直接の引き金となった「盧溝橋事件」から、戦争末期に行な
われた中国を南北の鉄道で貫通する「大陸打通作戦」にいたるまで、主な戦闘の
実態やその原因を、20項目で分かりやすく解説する。
その他にも、「満州事変と日中戦争はどんな関係にありますか?」「よく、『戦
火は上海に飛び火した』などといわれますが、日本軍は上海でも攻撃を始めたの
ですか?」「中国との戦争はやめるべきだという声はなかったのでしょうか?」
など、複雑な全体像を掴むうえで重要なポイントに鋭く迫る。
貴重な写真や戦場図も180点以上収録し、隣国との"かつての戦争"を知る格好の
入門書!
文庫書き下ろし。

内容(「BOOK」データベースより)

日本が100万の兵力を投入して戦い続けた日中戦争―。8年間にわたる泥沼の長期戦は、途中から米英との太平洋戦争を引き起こし、最終的に日本の降伏によって幕を閉じた。本書は、盧溝橋事件から大陸打通作戦にいたるまで、日本と中国が衝突した原因、主な戦闘の実態を20ポイントで平易に解説する。貴重な写真や戦場図も満載で、隣国との“かつての戦争”を知る格好の入門書。

登録情報

  • 文庫: 349ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2006/10/3)
  • ISBN-10: 4569667031
  • ISBN-13: 978-4569667034
  • 発売日: 2006/10/3
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 273,977位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
収録された「写真・地図・戦場図」は180点以上! その中でも「西安事件から生還した蒋介石を祝う行進(先頭に蒋の巨大な肖像画)」「上海事変の契機となった大山勇夫中尉の遺体搬送」「最後の支那派遣軍総司令官となった岡村寧次大将」など、迫力ある貴重な写真が数多く含まれています。
また地図関連も、冒頭の「中国全土図(これが無いと話にならない)」から「終戦直前の日本軍による占領地域」など手堅く押さえられています。
特に日中戦争が起こる原因となった日本の『北支分治工作』について「これでもか!」と言わんばかりに、地図を多用し噛み砕いて説明している部分は特筆に価します。これだけでも本書を推薦する理由となるでしょう。対象となった河北省・山西省・山東省・綏遠省・チャハル省の5省は「見開き2ページ」の詳細な地図が載っています。
また「南京市街略図」は、戦史叢書でよく目にするような無機質な地図ではなく、イラストに近いイメージで表現された珍しい地図です。絵は稚拙かもしれませんが、政府機関の位置などが非常に分かり易く「目からウロコ」で一見の価値ありです。ただし、肝心の南京事件については諸見解を挙げるだけですから、左右派ともに期待しない方が良いでしょう。
さらに「徐州作戦」や「武漢攻略戦」「重慶爆撃」「洛陽攻略戦」「江南殲滅作戦」「長沙作戦」などの戦場図も少なからず収録しており、日中戦争というデリケートな、ともすれば感情的になりがちな議論に「合理的な視点」を与えています。言葉を100万語費やすよりも、戦場図を見た方が理解が早いという事がある訳です。
以上、ビジュアル面ばかり述べてきましたが、個人的には『大陸打通作戦』に1章を割いている点が好ポイントです。史観として左傾向が強いのが難点ですが、これだけ日中戦争が分かれば、入門書として「ほぼ最良」の出来でしょう。
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By FreshAir 殿堂入りレビュアー トップ10レビュアー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
日中戦争はわかりにくい戦争だ。どうして起きたのか、なぜ長期化したのか、なぜ列強の反発を招いたのか、なぜ止められなかったのか、日本の思想は世界に理解されなかったのか、そして、なぜ太平洋戦争につながったのか。

本書はそのような全体像をつかみにくい日中戦争について、現代に生きるわれわれにも理解できるようにかなり腐心して記述してあるように思う。ちょっと極端な表現もあるが、そのような点で比較的わかりやすい著作だろう。

日本軍は勝ち続けた。そして当初の目標は次の目標にすり替わって戦線は拡大する。そしてまた勝つ。しかし、勝てば勝つほど自らの戦線の拡大によって苦境に陥る。次々援軍を送り、国家総動員法が必要になる。食料は現地調達だから徴発という名の収奪が発生し、ゲリラ対策の掃討と共に戦線の拡大が反日感情の拡大も生む。そして、ほとんど常に勝ち続けている筈の日本側が、日清戦争以降得たものをすべて返すように中国側に迫られ、実際にそのようになってゆく。このような不思議な戦争の実態を、なるだけあますところなく、しかしポイントをはっきり浮き立たせて記述してあるという点で、高く評価したい。

満州事変と日中戦争を理解しないと太平洋戦争を理解することは難しい面があるので、第二次世界大戦史に関心のある方は本書も含めて何冊か読んでみることをお勧めする。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
日本の近代、とくに戦争関係について良質の入門書を数多く出している
太平洋戦争研究会の本だけあって、書いてある内容はほぼ良いと思う。

しかし「ポイント」が20しかないので、ポイントごとのページ数が多くなり
記述が長くなってしまっている。従ってポイントからの脱線も多く、そのうえ
年代に沿った記述ではないため、年表もない本書は、内容が錯綜して
初学者にはわかりづらいと思う。
構成が悪いと言ってしまえばそれまでなのだが、20ポイントなどと絞らず、
50ポイントくらいにして、もっとサラリと解説した方がよかった。

予算が許せば図説 日中戦争 (ふくろうの本)のほうがお勧め。
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