暮しの手帖の編集長でいらっしゃる松浦弥太郎さんの
日々使っていらっしゃる持ち物100個とそれにまつわるエッセイです。
「あ、最近よくある北欧系とかの雑貨を並べる、あれ?」と思われた方。
似て非なるものです。
お金で簡単に買えるものはあまり載っていません。
外国(それも名前も聞いたことがないような田舎町)の朝市で購入したものとか
海外で意気投合した旅人と交換したシャツだとか、
30年も40年も前の文庫本だとか・・・。
単に今すぐ手に入るおしゃれ雑貨ではなく、
松浦さんの思いや時間、旅先での出来事などをこちらも共有でき、
本当にいい本でした。
ありきたりのエッセイではなく
なんだか筋が1本も2本も通っていて、
お野菜にたとえるとレタスやきゅうり、トマトなどではなく、
ごぼうやレンコンなどのような印象を受けました。根菜系ですね・・・。
この本を読んで、ますます松浦さんのファンになりました。
熱くもなく、冷たくもなく、淡々と比較的平坦な語り口(というか文章)
だと思いますが、それがゆえに松浦さんの経験や考えが引き立っているように感じます。
本当にいい本です。
是非手に取ってみてください。