内容紹介
新しさと懐かしさが同居するようなセンシティブで奥深い世界観が作りだされている今作は、
美しいピアノの旋律に透き通るような歌声、壮大なストリングスと構築されたエレクトロニカサウンドによって、
同梱の映像作品とともにテーマとなっている「日常に潜む非日常的なファンタジー」をあますところなく表現している。
また「color of tears」ではJazzフルートの新星Miyaが、そして「やさしいまなざし」にはno.9がギターで加わり、
作品に彩りを添えている。
アーティストについて
メディアアート作品などでも幅広い活躍を見せている音楽家の高橋英明 (mjuc) と
清冽な歌声を持ち味とするヴォーカリストSyuriによるユニット。
繊細な和声感覚と多層的な旋律をベースに、生命力に溢れた新しい世界を作り出している。
2003年、マキシシングルをリリース。また、ヨーロッパを視野に入れた活動を展開し、
Stubniz (ドイツ船) やバン・ゴッホ・ミュージアムでのイベントに出演するなど、
世界を舞台にこれからの活躍が期待される。2010年、1stアルバム「日々のはざま」をリリース。
【DVD 作品紹介】 1. color of tears ( Director : Hideaki Takahashi ) 高橋英明自身が歌詞も手がけたこの作品では、まず最初に映像的なイメージが先行してあったという。こぼれ落ちる涙が、その時々の心境によって、感情を反映した色へと変化していく。泣き疲れて眠り落ちているつかの間に、その涙が作り出す夢の世界。
2. 透徹の朝 ( Director : Robert Glassford ) スコットランドBAFTA(英国アカデミー賞)の2008 Craft Award for Technical Excellence賞や4talent Awardで最優秀監督賞を受賞するなど、活躍目覚ましいスコットランド出身のロバート・グラスフォード監督作品。この楽曲の歌詞からエドガー・アラン・ポーの「大鴉」という作品を思い出したといい、それが部屋の天井から侵入してくるインクがカラスへと変貌していくというこの作品のアイディアに結びついている。日常に潜む狂気との対決が、退廃的な映像美によって綴られる。またその部分を具現化した小田島義行による3DCGは圧巻。
3. white trees ( Director : Andrew Thomas & Yu Fujii ) Creative Hybridとして長年、日本と海外とのクリエイティブコネクションを切り開いてきたイギリスのアンドリュウ・トーマスと、3DCGクリエーターの藤井雄との共同作品。凍てついた白い世界に、つぎつぎと新たな若い命が吹き込まれ、雪解けして行く様を、クズリの視点で描いた3Dアニメーション作品。
4. やさしいまなざし ( Director : Lena Lenzen ) ドイツの女性監督レナ・レンゼンの作品。ある女性が、昼寝の合間に不思議な夢を見る。そこで、自分の遠い記憶と出会い、今ある自分を知るきっかけとなる。女性監督ならではの柔和なカット運びと美しい色使いが印象的。