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既にそこにあるもの (ちくま文庫)
 
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既にそこにあるもの (ちくま文庫) [文庫]

大竹 伸朗
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,470 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

現代美術の閉塞状況を打破し続ける画家、大竹伸朗20年間のエッセイ。常に次の作品へと駆り立てる「得体の知れない衝動」とは?「「既にそこにあるもの」という言葉は、あれから自分の中で微妙な発酵を繰り返しつつ、時に内側からこちらに不敵な笑みの挑発を繰り返す」。文庫化にあたり、新作を含む木版画30点、カラー作品、未発表エッセイ多数収録。

内容(「MARC」データベースより)

現代美術の袋小路を破壊し、新しい価値観を示し続ける例外の画家、大竹伸朗が、1980年から99年にかけて様々な雑誌や作品集、展覧会のためのカタログなどに書いた文章を一冊にまとめたもの。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 445ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2005/04)
  • ISBN-10: 4480420495
  • ISBN-13: 978-4480420497
  • 発売日: 2005/04
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
大竹さんの作品を紹介する美術番組を見て、
画面の中の風貌がなんとなく印象的だったので、
たまたま図書館で見かけたときに読みました。
それが大変に素敵ではまってしまいました。

ネガな夜という小説集もいいのですが
個人的には実際あったような出来事を
彼の視点で書いたこの作品集の方が小説っぽくて好きです。

このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
■この人は、文章もウマくて、おもしろい。
■直島銭湯に行った。
大竹さんのこの銭湯は、「公衆浴場」ならぬ「公衆欲情」で、
多くの発情アート、発情装置に彩られている。
■脱衣場の「海女のブルーフィルム」、浴槽の「春画コラージュ」、
正面の銭湯画は、まさに、海女が命綱を切って大ダコに向かっていく「戦闘画」である。
どんないやらしい展開が待ち受けているのやら。
■天井画も、卵子に向かう、怒涛の精子が、
崇高な宗教画のように、大日の透過光を利用して描かれているし、
カランも、発情のエッセンスで一つ一つが宝石のようだ。
「押」「押」「押」もう、こんなことしていいのか。と思える、最高傑作である。
■その後、さらに「家プロジェクト」の「はいしゃ」を見た後、自宅に戻り、この「全景」を見返した。
4年前の東京での全景がフラッシュバックした。会場のへっぽこな楽器音まで聞こえてきた。
■この作家は、全景を踏み台にして、新たな時空を超えるPOPに向かっている。そう思う。
それは、日本美術の閉鎖空間を離陸して、俯瞰して、愛のある絨毯爆撃を繰り広げつつ、
やがて、新たなワールド=人類最後の遊び場を作ってくれるのだと思う。
■日本全国、市町村は、大竹さんに税金をあずけて、銭湯を作ったらいい。
グローバル経済はどうなるか知らないが、各地に「大竹銭湯」ができれば、
ココロの景気はよくなるはずだ。
そこで交わされる談義は、国会答弁よりも国造りに有益だろう。
■「ハブリック・アート」というコンセプトが、大竹さんによって具現化されようとは、
家プロジェクトのOS上とはいえ、そこに乗っても大いに暴れ続けられる
大竹アプリケーションの秀逸さ、過剰さは、この「全景」カタログを見れば、即座にわかる。
■「全景」展で示された大竹さんの北海道の牧場の牛臭さが、この銭湯にも感じられて、
コーヒー牛乳を飲みながら、なぜか涙が出てきた。
大竹さんなら、この焼け野原日本が闇市から復興する「方法」を、おもしろく示してくれるように思う。
福武さんが大事にされた大竹さんを、家プロジェクトのスキームに乗せて、こんなにコンセプチュアルに
離陸させたキュレーターの業績にも感謝します。続編の「全景リターン」、待ってマース。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
解かれる 2010/10/21
By aqi
形式:文庫
人間の「印象→実像」はどこまでが濁って見えないのだろう。

その風貌と口から出る音と生みだされる作品から
いわゆるキワモノ扱いされる事が多いだろうと察する大竹伸朗
彼の文章を読むと、いつも、これでよかったんだと思う

制作への衝動に正直で、理屈など抜きにした人間の営みを全うしているのだろう
湧きあがるエネルギーに反発する者としない者の違いなんて単純な事で

とにかく、難しいことは一切抜きにして
大竹伸朗の一面を垣間見るだけで充分面白い
読ませる文章も憎い
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