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旅立ちは突然に (富士見ファンタジア文庫―「卵王子」カイルロッドの苦難)
 
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旅立ちは突然に (富士見ファンタジア文庫―「卵王子」カイルロッドの苦難) [文庫]

冴木 忍 , 田中 久仁彦
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

城塞都市ルナンの王子カイルロッドは、〈卵王子〉と呼ばれていた。彼は母親から、卵として生まれたのだ。そのショックで母親は彼を産んですぐ死亡してしまった。しかし、父王の愛情に包まれ、王子はいたって暢気な青年に育っていた。唯一の悩みは生まれのせいか、嫁の来手がないこと。今日も今日とて、やっと決まった婚約者に逃げられてしまった。うさばらしに城を脱け出し、街の酒場に行ったカイルロッドは、つい飲みすぎ、酔いつぶれてしまう。翌朝目覚めた時、彼の前には、異常な光景が広がっていた。ルナンの人々が石と化していたのだ。呪い?誰が、なんのために…。謎を解明し、人々を救うため、カイルロッドの遥かなる旅が始まった。

登録情報

  • 文庫: 237ページ
  • 出版社: 富士見書房 (1992/07)
  • ISBN-10: 4829124474
  • ISBN-13: 978-4829124475
  • 発売日: 1992/07
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 309,485位 (本のベストセラーを見る)
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19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 九十年代前半の傑作, 2003/6/12
レビュー対象商品: 旅立ちは突然に (富士見ファンタジア文庫―「卵王子」カイルロッドの苦難) (文庫)
冴木忍の代表作、<卵王子>カイルロッドシリーズ。
九十年代におけるこの文庫最大の収穫と断言できる。
確かに粗削りな部分はある。
だが、キャラクターといい、話といい、小説を読む楽しみを
この作品で味わえることは間違いない。
この巻だけで止めるのはあまりにも早い。
せめて4巻までは読んで欲しい。
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23 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 自信をもってお勧めします!, 2004/2/18
By カスタマー
レビュー対象商品: 旅立ちは突然に (富士見ファンタジア文庫―「卵王子」カイルロッドの苦難) (文庫)
なんかのきっかけで、感動する小説がよみたい。
そう思ったときがありました。そしてこの本を買いました。
買った日のことは今でもついこの間のことのように覚えています。(ま、実際1年もたっちゃいませんが・・)

自転車で買いに行って、帰りに夕立にあいました。本がぬれては困ると本をパンパンに詰め込んだ小さいショルダーバッグを背中に回しできるだけスピードを出し、早く読みたい、その一心で息を切らしながら自転車をこぎました。
家について、さっそく読み始め、ハラハラ…ドキドキ…ワクワク…ゴクッ…。(ベタな表現で申し訳ありません)

ある場面では「はぁ…」とため息が出てしまいました。
そして、夕食を休憩代わりにして、食べ終わってからも読み続けました。いえ、もうとまらないのです。

そしてこれはたしか、あと3冊くらいのところでした。読みふけっていると……「チュンチュン」と外で鳥が、鳥のさえずりが聞こえてくるではありませんか。いつの間にか朝になっていたのです。(幸い休日でしたが)
ですが、朝というものが、この勢いをとめる事ができるはずもなく、結局そのまま最後まで読んでしまいました。

読み終わっても、何も身に入らずただボーっと、ある登場人物のことを考えていました。
この小説は、ボクには、買ったときのことから、登場人物それぞれのキャラ・心の動き、胸に刺さる痛さ、そしてあの感動。何から何まで印象深く残っています。
読めばきっとあなたも、同じ感動を味わうことができるでしょう。

最後に、読みにくいながらも最後まで読んでくださった皆様ありがとうございます。

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1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 昔は好きだったけれど今読むと(気持ちが)ツライ, 2011/7/22
レビュー対象商品: 旅立ちは突然に (富士見ファンタジア文庫―「卵王子」カイルロッドの苦難) (文庫)
奇抜な設定とコメディのような軽快なキャラたちの会話
そこに重めの話でギャップをつくり、深みを出そうとしたと思うのですが
終盤になるにつれて、用意された展開に持って行こうとするような強いベクトルを感じるようになりました。
悲しい展開に持ち込むために、本来あってほしかった大事なステップを一足飛びに突き落とされていく
そんな印象が当時でもありました。

悲しい場面では涙腺が緩んだり、最後もそれなりに感動した覚えもあるのですが
基本的には延々とカイルロッド(と関わった人々)が貧乏くじを引き続ける話ですので
今の時代には合わないかなー、と思います。
まだ豊かさが当たり前な時代、「悲劇を買ってでも読みたかった」頃のライトノベルです

大分田中久仁彦氏の絵にも助けられており、そこも加味して、今はこの評価でしょうか。
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