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旅用自転車 ランドナー読本
 
 

旅用自転車 ランドナー読本 [単行本(ソフトカバー)]

平野勝之 , 自転車人編集部
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

パーツ、フレーム、ツーリング道具、キャンプ道具、ウエアそのほか、
フランスやイギリス、そして日本のサイクリングが育ててきた
サイクルツーリングの世界をたっぷりと紹介するのは本書だけ。
自転車の旅に出るためのさまざまなノウハウやこだわりを凝縮した
唯一無二の「自転車旅行美学読本」です。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

平野 勝之
昭和39(1964)年、浜松生まれ。幼少よりマンガ家を目指すが、20歳のころから映画作家に転身。ぴあフィルムフェスティバル(PFF)3年連続入選を経て、’90年代はAV監督としても活動する。’97年、「由美香」で劇場映画デビュー。以降、「流れ者図鑑」(’98年)、「白THE WHITE」(’99年、2000年ベルリン映画祭正式招待、山形ドキュメンタリー映画祭「NETPAC賞」受賞)など、受賞歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 128ページ
  • 出版社: 山と渓谷社 (2010/4/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4635242250
  • ISBN-13: 978-4635242257
  • 発売日: 2010/4/19
  • 商品の寸法: 25.8 x 18.2 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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31 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 旅用自転車という極小点からの痛快な一打、ここに極まれり, 2010/4/22
レビュー対象商品: 旅用自転車 ランドナー読本 (単行本(ソフトカバー))
ランドナー系の自転車ツーリング自体が極小化しています。さらには自転車紀行文学なるジャンルは極小化傾向の果ての極小点のようなものになりつつあります。

そんな昨今の状況の中、この本が出版されました。極小点からの痛快な一打です。

時代錯誤!なんていう声があるかもしれませんが、とにかく読んでいて楽しめます。平野監督の思い入れたっぷりで抒情的な描写は自転車というメカニカルな存在と旅を愛するサイクリストの両面にわたって展開されており、秀逸な文章空間を創っていると思います。その散文の空間にちりばめられた写真の一枚一枚がまた味わい深いですね。

なるほど、この文章空間は、監督が織りなす例のAV系映像空間とは異質なものにも見えます。でも根底には同質なものが横たわっているのではないでしょうか。それは、過剰なまでの、逸脱性、越境性、倒錯性のエロスでしょう。

そのエロスが自転車を媒介として、自然、旅、そして、サイクリストを結びつけるというテーマが、この本の主旋律を奏でているように読めました。

局部に対する倒錯的な偏愛。非日常世界に対する没入。肉体を酷使するフィジカルさ。自転車に乗って異界に参入すること。そして、なぜ走るのかという意味の探求。そしてなにがいったい真の「豊かさ」、「贅沢」、「リアル」なのかを自問自答するに至ります。

さて、85歳の現役サイクリスト、堀越進一さんの凛とした姿(p50)と手記(p52)には、正直うなりました。

それぞれのサイクリストは、自転車、旅、自然とのかかわりのなかで、それぞれの意味空間を紡ぎながら、それぞれの道を走っています。この本のなかになにを見つけるか?

それは、それぞれのサイクリストに委ねられます。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 1980年代までの自転車の文化を伝える趣味性の高い本, 2010/5/1
By 
Makoto Ichikawa - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ50レビュアー)   
レビュー対象商品: 旅用自転車 ランドナー読本 (単行本(ソフトカバー))
 1980年代までに自転車と親しんだ人にとって「ランドナー」という自転車の分類は身近に感じられると思います。本書はランドナー、スポルティーフ、パスハンターなどの自転車の構成やそれらの自転車に係わる当時の自転車の文化を伝える趣味性の高い内容です。
 対象読者として、やはり1980年代までにそれらの自転車と親しんだ人たちが想定されます。
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11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 失われた多様性, 2010/6/4
By 
レビュー対象商品: 旅用自転車 ランドナー読本 (単行本(ソフトカバー))
「ランドナー」この響きに憧れ、オーダー車を作ってからもう30年くらいが経つ。今ではロードかマウンテン、中庸なクロスバイクを軸に二極化されてしまい、様々な車種が存在した往年の趣は今はもうない。当時ランドナー車が担うカテゴリー(旅の距離又は日程)とは半日以上2日以内くらいではなかっただろうか。
半日以上もしくは日帰り強行軍のファストランにはスポルティーフと呼ばれる車種があり、ランドナーよりはロードモデルに近い仕様(タイヤはチューブラーか細身の700Cが多かったように思う)でフロントかサドルに小さめのバックを付けたようなモデルが担った。
表紙のモデルは筆者の独断でいえばキャンピング車だ。かなりの長旅を目的に作られ、輪行をしたりスピードを出す事を前提としておらず、前後車輪の両脇には重そうなバックを付けるためのキャンピングキャリアなるものがあり、これを取り付けるダボとマッドガード(泥よけ)取り付け用のダボがフレームエンドに付いているのが特長だった。またフレームはリアホイールからの突き上げ感を減じるためシートステーはラグ位置から外れトップチューブ上に巻き付けられたことで所謂純粋なダイヤモンドフレームを持つランドナーとは一線を画していた。
駆動系パーツは個性的なTA、ゼウス、ユーレー、サンプレックス、マッドガードはブルーメル、サドルはイデアル、ブルックスなどが驕られた。
”晩年”はコンポパーツという革新勢力に存在を脅かされ、フレームはコンポパーツが求める仕様に個性を失い、自転車の意匠まで決定付けるようになった。
何れにしろこういうフレームもパーツも無くなり写真でしか見ることができないことは寂しい限りだ。
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