新検疫制度によって短時間の係留で犬も入出国出来るとは聞いていたが、具体的にどんな準備・手続きが必要なのか…。この本には書類の入手先や手続きで大変だったことなどエピソードを交えて詳細に書かれていた。
滞在中の日記には、ドイツの犬事情や犬学校でのトレーニングの様子、愛犬と著者との信頼関係の変化などが愛犬の眼を通して書かれており、飼い主と犬との信頼関係・絆について考えさせられた。人格ならぬ犬格なるものがあるとすれば、著者はそれをとても大切にしているように感じられ、読み終えた後に温かい気持ちになれた。
海外旅行や転勤のためのマニュアルとしても、またその予定のない方でも、犬を飼っている全ての人に読んで欲しい1冊だ。