所謂旅本ではなく、金銭や仕事、未知なる土地といった不安要素を払拭する内容について半分以上が割かれている。視点としておもしろいし、近年のアメリカ人も日本人と同様の問題を抱えていて、それが払拭される手掛かりがあるのではないかと購入。
が、内容は期待はずれ。装丁もいいし、視点も悪くはないと思うけど内容に新しさは全くない。一度でもパッカーとして旅をした人であれば誰もが気付くことや、社会人として生活している上で、旅へ出ることへの問題点が書かれているだけ。その不安を打ち消すことも、ヒントにもならない。むしろアドバイスに心地悪ささえ感じた。
とっつきやすいので、10代の若者やこれから初めて旅へ出る内気な人、活字を読むことが日常的にない人には価値があるかもしれないが、他の人にはオススメできない。