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全編、津軽弁で書かれている。「指切」という詩にも「キンカホウ」とルビがふってある。「りんごの花の下の指切(キンカホウ)/彼女(アレ)ア先(サギ)ネ死ンでまたオンなア」
「リンゴの花が咲くしたで指切りした恋人が、先に死んでしまった」というただ2行の詩が、こんなにも切なく甘く心にしみ通るのは、津軽弁で書かれているせいかもしれない。
ぼくが持っているのと版が変わっていなければ、著者自身が朗読する3編の詩が入っているソノシート(って、知らない人もいるか)が1枚ついているはずだ。この詩集の中の詩は、どれも朗読されることで光を放つ。巻末にある注釈を読むよりもずっとストレートに、詩そのものが突き刺さってくる。
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