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方法序説 (岩波文庫)
 
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方法序説 (岩波文庫) [文庫]

デカルト , Ren´e Descartes , 谷川 多佳子
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (44件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

すべての人が真理を見いだすための方法を求めて,思索を重ねたデカルト(1596-1650).「われ思う,ゆえにわれあり」は,その彼がいっさいの外的権威を否定して達した,思想の独立宣言である.本書で示される新しい哲学の根本原理と方法,自然の探求の展望などは,近代の礎を築くものとしてわたしたちの学問の基本的な枠組みをなしている.[新訳]

内容(「BOOK」データベースより)

すべての人が真理を見いだすための方法を求めて、思索を重ねたデカルト(1596‐1650)。「われ思う、ゆえにわれあり」は、その彼がいっさいの外的権威を否定して到達した、思想の独立宣言である。近代精神の確立を告げ、今日の学問の基本的な準拠枠をなす新しい哲学の根本原理と方法が、ここに示される。

登録情報

  • 文庫: 137ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1997/7/16)
  • ISBN-10: 4003361318
  • ISBN-13: 978-4003361313
  • 発売日: 1997/7/16
  • 商品の寸法: 15 x 11 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (44件のカスタマーレビュー)
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49 人中、43人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 石岡岩石 VINE™ メンバー
形式:文庫
 この本は今から370年ほど前に著されたものですが、近代学問思想の原点が示されている古典です。
 もともと、当時のいわば先端科学技術に関する主著である「屈折光学」「気象学」「幾何学」の序として著されたもので、デカルト自身が、「この序説が長すぎて一気に読みきれないといけないから六部に分けてある(そんなに長いとは思えないのですが)」、と書いてあるほどですから、何が書かれているかは比較的容易に理解できます。
 しかし、その内容は、広く「何が真理で何が偽物なのか」について考えるための思想書で、その中身は、近代哲学の原点を含んでいるともいえると思います。
 本書の性格上、デカルト思想のダイジェスト的なものですので、その思想をさらに深く理解するには、或は、書かれていることの根拠を知ろうと思えば、「省察」などデカルトの別の著書を読む必要があると思います。
 例えば、数学を用いて物理学を研究すると何故真理に到達しうるのか、とか、何故(誠実な)神が存在すると信じるのか、とか、諸々ですが、その場合においても、結局デカルトは何がいいたかったのか、或は逆に、そう考えようと思ったのは何故なのかを知るための、ガイダンスとしても役立つと思います。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
『方法序説』(ルネ・デカルト著、谷川多佳子訳、岩波文庫)は、本文部分の厚さがたった4mmしかない。デカルトの思想的自叙伝であるが、哲学の原典の中で、この本ほど読み易い本はない。全ての哲学書が、この本のように特別の用語でなく、誰にでも理解できる平明な言葉で書かれていたら、どんなに助かることだろう。哲学の解説書では物足りない、原点に触れてみたいという向きには、先ず、この本から取りかかることをお勧めしたい。

近代哲学の思考の出発点とされる「コギト・エルゴ・スム(我思う、ゆえに我あり)」は、第4部でこのように記されている。「次のことに気がついた。すなわち、このようにすべてを偽と考えようとする間も、そう考えているこのわたしは必然的に何ものかでなければならない、と。そして『わたしは考える、ゆえにわたしは存在する』というこの真理は、懐疑論者たちのどんな途方もない想定といえども揺るがしえないほど堅固で確実なのを認め、この真理を、求めていた哲学の第一原理として、ためらうことなく受け入れられる、と判断した」。哲学は、デカルトにとっては決意であり、冒険であったのである。
このレビューは参考になりましたか?
33 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By お気に召すまま トップ1000レビュアー
形式:文庫
坪内、福田、小田島、松岡、河合など、連綿と続くシェイクスピアの名訳に比べて、哲学書には名訳が少なかった。長谷川訳ヘーゲルの登場などで事態は少し変わりつつあるが、デカルト『序説』の野田又夫訳もまた稀有の名訳である。そこに、歯切れの良い日本語で新たに谷川訳が加わった。谷川訳は、口語脈が加味されており、我々の日常の言葉遣いに近い。『序説』は、『省察』や『情念論』に比べて、一般読者を想定しているから、これは歓迎すべき事態である。が、問題がないわけではない。それは、我々自身にぴったりくる日本語自体が変化したために、日本語の「腰が弱くなった」という一面である。谷川訳は、「こんな」「たぶん」等の口語の他に、「ことだ」「ほどだ」「からだ」のように「・・だ」を多用する。しかし一定のまとまりの後には、当然、座りのよい「である」が来て、書き言葉と語り言葉が混在する。これは我々の感覚にぴったり来るだけ、その分「ねばり」が失われる。

有名なle grand livre du mondeの一節を比べよう。「こういうわけで私は、成年に達して自分の先生たちの手から解放されるやいなや、書物の学問をまったく捨てたのである。そして、私自身のうちに見いだされる学問、あるいはまた世間という大きな書物のうちに見いだされる学問のほかは、もはやいかなる学問も求めまいと決心して・・」(野田訳)。「以上の理由で、わたしは教師たちへの従属から解放されるとすぐに、文字による学問[人文学]を放棄してしまった。そしてこれからは、わたし自身のうちに、あるいは世界という大きな書物のうちに見つかるかもしれない学問だけを探究しようと決心し・・」(谷川訳)。谷川の「世界という大きな書物」という訳は素晴らしい。が、文の流麗さという点では野田訳か。

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我思うゆえに我あり
「我思うゆえに我あり」という言葉に惹かれ、同じく訳している本を探していました。しかし、この本では、「私はは考えるそれゆえに私は有る」と訳されている。
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投稿日: 8か月前 投稿者: ToToRo
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投稿日: 12か月前 投稿者: e-primrose
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とても読みやすかった。
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投稿日: 14か月前 投稿者: NATSUKO
賢明なる方法論
さて、デカルトの「方法序説」である。
原著"DISCOURS DE LA ME'THODE"Rene'... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: しとしと
解説書よりストレートでわかりやすく、突っ込みどころ満載
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