他の本が参考にならなかったと豪語する割に、現在のTOEICをまるで反映していない本だと思います。この本は、あきらかに旧形式のTOEICと公式問題集だけを頼りに作られた本です。この本でもし本当に100点もアップできるなら、今頃多くの人がとっくにアップできているのではないでしょうか。
具体的には、p18の演習において、以下の単語は絶対に出題されません。reckless, myth, selfish, accusation---明らかに英検と混同していらっしゃるようです。また、センテンスが、全くTOEICらしくないです。p24のNo 3(禁煙活動なんて出ません)、p25のNo 7のkidney damage――この著者は、肝臓のダメージがTOEICライクなセンテンスだと思っているらしい。
また、p29の不可算名詞の例---knowledge, news, advice, baggage, moneyなど、旧TOEICのPart 6で扱われていたようなものをあたかも「今でも出る」かのように扱っているは言語道断。
p45-46 主語と動詞の一致---完全に過去の遺物。P53 No 1---Youから始まる問題文ですが、私はいまだかつてTOEICのセンテンスが、Youではじまっているのを見たことがありません。また、p145のような前置詞の意味の違いを問う問題は皆無です。
このように出ない問題を読者に提供して、あたかも点数が大幅にアップすると見せかけるのは、読者を偽っているとしか言いようがありません。