このシリーズは長期的視野でTOEICに臨む際に、最も適した単語集と言えます。
例文の質が完全に統一されていることで、次のレベルにスムーズに移行できます。
470編の見出し語が後のレベルの例文で頻繁に登場するので、シリーズ全体で高い効果を生みます。
(実は次のレベルの見出し語が前のレベルに出てくるというパターンも結構ありますが・・・)
結果として470編⇒600編⇒730編と進むことでどんどん定着率が増していきます。
一冊の単語集でこれと同じ事をすると例文に無理が生じやすいと思います。
体系的な単語学習としては、私はこのシリーズを強くオススメします。
といいながら、この860編は異常にレベルが高くなっています。
おそらく730編よりも数倍の時間を見込んで取り組む必要があります。
730編までは、シリーズ共通の実践的な例文に取り組むこと自体が勉強になっており、
見出し語を習得する以上の効果を発揮していたと思われます。
しかし860編は、純粋に単語習得に絞られた学習効果になります。
これは本の問題ではなく、対象者のレベルがそれなりの域に達しているからです。
もはや単語レベルをTOEIC水準のてっぺんまで引き上げることしかやることがない、
そんな心境に至ったら、最後のお仕事として本書でTOEICを総括してみてください。