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新選組 (手塚治虫漫画全集 (11))
 
 

新選組 (手塚治虫漫画全集 (11)) [コミック]

手塚 治虫
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

時は幕末、動乱の世!父のかたきをさがす深草丘十郎は新選組に入隊、剣の修行にはげんだ!激変する社会を背景に、近藤勇、沖田総司、坂本龍馬などの剣客との出会いを通じて成長する少年の姿をえがく意欲作!

著者について

手塚 治虫
1928年、大阪府豊中市に生まれ、兵庫県宝塚市で育つ。大阪大学付属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。1946年、「マアチャンの日記帳」で漫画家デビュー。1962年には『ある街角の物語』でアニメーション作家としてもデビューする。おもな作品に、漫画では 『ジャングル大帝』『鉄腕アトム』その他多数、アニメーションでは『展覧会の絵』『ジャンピング』その他多数あり、全400巻の『手塚治虫漫画全集』(講談社)も刊行された。宝塚市には手塚治虫記念館がある。1989年に死去。

登録情報

  • コミック: 229ページ
  • 出版社: 講談社 (1977/6/13)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061086111
  • ISBN-13: 978-4061086111
  • 発売日: 1977/6/13
  • 商品の寸法: 18 x 13 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By bu
形式:コミック
手塚治虫の「新撰組」は、
主人公の「深草平十郎」(オリジナルキャラ)が、
2回の自己喪失(アイデンティティ・クライシス)を
経験する場面を物語の「核」として描いている。

○1つは、「深草」が復讐の連鎖に虚しさを感じる場面。

 主人公の「深草」は父の仇を討つ、という熱い思いで新撰組に入隊し、
 その後、その目的を果たす。
 しかし、その結果、今度はその仇の娘から自分が「仇」として
 命を狙われることになり、その復讐の連鎖に虚しさを感じる。

○そして、もう1つは、クライマックスの
 共に戦ってきた、親友の「鎌切大作」が、
 実は長州のスパイであったと知る場面。
 この時、「深草」は、自分が絶対と信じてきた正義(=幕府を守るということ)を、
 それが古い考えだと親友から否定される。

幕府を信じてきた「深草平十郎」という主人公は、
とにかく、熱い男として描かれて、
一方で、それに対し、親友の「鎌切大作」はクールでドライに描かれている。

手塚は、時代の価値観を盲目的に信じる、熱い男を主人公と設定し、
途中まで、それを「正義」のように描いておきながら、
最後の最後で、その親友が、
実は全く別の価値観をもった人間だったと、予想外の展開をさせることで、
主人公の価値観を相対化させたのである。

深いし、見事だ・・。

子供向け漫画のようなPOPな手法を用いながら、テーマは深い。
やっぱり、手塚治虫な作品。
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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ひひりき VINE™ メンバー
形式:コミック
深草丘十郎は新撰組に入ったばかりの新米隊員。
この主人公を中心に池田屋事件が起こるまでを描いています。

ストーリーはそこまで深くなく、表面的にさらっているように見えます。
キャラクターも子供向けで斬り合い中心に書かれています。

友人の鎌切大作との友情もお互いの立場から敵になってしまうのですが、
最後の戦いはクライマックスでそこそこの盛り上がりを見せています。

手塚氏も、この二人は創作の人物で時代考証がメチャクチャと自ら評しています。
子供向けの感は否めませんが、読むのに1時間もかかりませんので、
手塚ファンなら一度手にとっても良いかもしれません。
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3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:コミック
手塚治虫のマンガ版新撰組。
昭和30年代に少年誌に連載された作品。手塚治虫漫画全集の11巻です。

父の仇を討つために新撰組に入隊した架空の主人公「深草丘十郎」は、メキメキ剣の腕前を上げていくのであるが、裏切り者の隊士を斬ったらその娘から逆に仇として幾度となく狙われたり、父の仇を討ったら長州藩から狙われたりと。自分が強くなっていくにつれ、仇討ちのむなしさに気づき、殺し合うことの苦しみを抱えることになっていきます。

ここまで読めばお分かりのとおり、少年雑誌向けの明るく元気な痛快時代劇なんかではなく、仇討ち、決闘、親友の裏切りと、あらゆる局面で自分のあるべき方向とはなにかを突きつけられていく、非常に暗くて重たい読み物になってます。今の少年誌じゃ考えられないような内容です。
手塚治虫はストーリーの中にテーマを提供するだけで、その答えは提示してくれません。後は自分で考えなさいと。大人でも十分読み応えのある作品だと思います。
ただ、完全に創作の新撰組なので、時代考証も史実もめちゃくちゃですけど。
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