DVD全集まで購入しようと逡巡している方、迷わず、御購入を薦めます。もうその時点で、貴方は、史実についてあれこれ言われ、視聴率について槍玉にあげられ、その他、言われ放題のこの「新選組!」の、本当の魅力、スタイルの冒険、キャストの皆さんの尋常でない「ハマり」の演技を超える「新選組!」の登場人物たちの気合いに‥‥ヤラれているだけではなく、気づいている、今、どう言われようが、このドラマが、どれほどの名作として語り継がれていくかということに。
他の「なになに」、過去の「どれそれ」と比べられることも名誉だと思う。
史実の方面からの考察も、色々言われているうちが、花。
しかし、いつか、貴方たち以外の人たちも、これを連続して観たおすと気づく、「これが他の何と比類しようもない」ものであると。
史上最高とは言わない。
これが史実だ、なんて、とんでもない。
でもね、「新選組!」という「!」のつく存在は、私たちの人生に、大きくかかわってくる、「心の中に実在」した、「共に生きた1年」を、それほどの魅力に満ちた存在に等しいと、素直に、現在進行形の今ですら、思える。
「彼ら」が。
鳥羽伏見の戦いも、これから。
彼らのエピソードのピークは、池田屋に、置かれていない。
確かに、池田屋は重要で、面白いエピソードではあったけれど、あれ以上のピークを、三谷氏は「持ってこれる幸運」を語っておられたやに思う。
私は好きですよ、「決して浅葱色だけじゃなかった、あなたたちの、たくさんの背中」。
このDVDは、近藤勇と土方歳三が、初回からずっと持ち歩いているシャンパン・コルクに等しい、私たちの心の「戦利品」です。