新選組隊士を中心に編成した御本であります。
通常は、
近藤、土方、沖田、山南、斉藤、甲子太郎、芹沢あたりしか網羅されませんが、
この本では更に永倉、源さん、原田、藤堂、
さらには島田魁、中島登、相馬主計、鉄之助、
その他の隊士も詳しく扱っています。
また日野の協力者(近藤と土方の家族)や
縁のある幕臣、商人も解説しているのが嬉しい。
生き残った隊士の遺品や新選組と縁の深い佐藤彦五郎の住んでいた
日野本陣も写真があります。
新選組の人間模様、家族も記してある、良本。
ただ、土方歳三氏の最後のくだりは
司馬遼太郎氏の「燃えよ剣」の最期を、そのまま史実として解説している。
これじゃあ、創作物を事実と思ってしまう人が多いんじゃないかな?
実際の亡くなった状況は場所は同じなれど、有名な「燃えよ剣」の状況とは違います。
これが惜しい、☆ひとつマイナスさせてもらいました。
つか土方さんの記事はつまらなかった、書き手さんはあまり彼が好きじゃないな・・・。
これを差し引いても実に面白い本です。
近藤勇さんがなぜ最後官軍に降伏したのかの推察はすさまじかった。
新選組組長である以前に、彼は純粋な剣士であったのだ。
それが故に選んだ、自らの死に際。