現在、BS時代劇は、テンペストが放映中ですが、その前作がこの血風録です。その唯一のガイドブックが、この本です。ドラマの出来は、極めて高いと思います。大河「お江」が、非常にトレンディドラマに近いのりなので、この新選組の登場は、非常に喜ばしく、毎週日曜日6:45分からが、楽しみでなりませんでした。司馬遼太郎原作のTVドラマは、半数以上はがっかりさせられるのですが、幸いにも本作は期待以上の素晴らしさでした。とくに、殺陣は必見です。個人的にお勧めな殺陣シーンは、「芹沢暗殺」「池田屋」「油小路」「菊一文字」ですね。繰り返し見ても飽きません。俳優も若手や舞台系が中心で、お江やテンペストの有名俳優揃いの派手さは少ないのですが、その分、彼らの熱く燃えるスピリットを感じます。この熱さが、新選組の体温とマッチし、原作の良さを活かすことに成功したのではないかと思います。個人的に最も原作のイメージとピッタリだった役は、辻本さんの沖田総司ですので、ガイドブックでは、もっと紹介ページを増やしてほしかったと思います。通常NHKドラマのガイドブックは、1000円です。この本は1300円でしかもやや薄いので、もう少し充実させてほしい、という意味を込めて星4つにしました。ここ5年間の時代劇(大河含む)では、本ドラマはBEST3に入ると思います。せっかく素晴らしい作品ですので、地上波される場合は、より充実したガイドブックの改訂をお願いします。