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新選組三番隊組長 斎藤一―二つの時代を生き抜いた「最後の剣客」 (PHP文庫)
 
 

新選組三番隊組長 斎藤一―二つの時代を生き抜いた「最後の剣客」 (PHP文庫) [文庫]

菊池 道人
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

新選組きっての剣の達人といわれ、常に戦いの中に身をおき続けた斎藤一。しかしその出自や経歴については、長い間不明とされ、新選組隊士の中でも最もミステリアスな人物の一人であった。本書は、先達の詳細な研究から、次第に明らかになってきたその生い立ちや新選組解体後の足跡をふまえ、大正まで生き抜いた男の生涯を瑞々しく描いたものである。
新選組時代に、油小路の変、天満屋事件で闇の部分を一手に引き受けた斎藤は、鳥羽・伏見の戦い以降、幕府方として会津まで転戦する。会津で明治の世を迎えた一は、士道にのっとって生きることを決意し、警察官となった後、西南戦争にも出陣する。
明治維新という大きな変革を、一はいかなる心境で迎えたのか。そして、自身の運命をどのように受けとめながら後半生を過ごしたのか。
幕末から明治へという時代の大転換期に、武人としての気骨を堅持し続けた「最後の剣客」の生涯を描く力作小説。文庫書き下ろし。

内容(「BOOK」データベースより)

新選組きっての剣の達人といわれ、常に戦いの中に身をおき続けた斎藤一。油小路の変、天満屋事件で影の主役となり、鳥羽、伏見の戦い以降は幕府方として会津まで転戦する。会津で明治の世を迎えた斎藤は、やがて警視庁警部補となり、西南戦争にも出陣する―幕末から明治へという時代の大転換期に、武人としての気骨を堅持し続けた「最後の剣客」の生涯を描く力作小説。

登録情報

  • 文庫: 342ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2003/11)
  • ISBN-10: 4569660819
  • ISBN-13: 978-4569660813
  • 発売日: 2003/11
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 431,734位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By atopos
形式:文庫
語る斎藤一、というのも、変な話だが、作者の意図は、会津藩士として明治を生き抜いた斎藤一を通して、二つの時代を語りたかったのだろう。
確かに、剣客という側面ばかりが強調される斎藤と、本書の斎藤はかなり隔たりがある。
悲劇的な歴史の流れで、賊軍となってしまった会津の中で生きる彼は、二つの時代を語るには最適な人物だった。

特に、本書の見どころであるのは、斎藤一の警視庁時代の話だろう。
早稲田、自由民権運動、そして会津の若者達が、どのような立場に置かれていたのか。
その意味では、斎藤一の小説ではなく、作者が語りたいがために、斎藤を選んだので、ファン心理を満足させてくれる内容ではない。

しかし、それでも丁寧な史料の使い方によって、明治の混乱と、新秩序が生まれる時代のエネルギーは伝わってくる。

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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 犬川
形式:文庫
新撰組でスパイといったら斎藤一というイメージが強いです(私は)。大河ドラマの「新撰組」では、クールな感じで、感情を出さないように見えましたが(私は)、この本をよんで、もう少し詳しく「斎藤一」がわかりました。結構物事に熱かったり、不満や、良心が痛む事が多く、何度も考え込んでストレスになり、つらい立場に立っています。最初の奥さんの架空の弟も、後々の思い悩む原因になり、酒に溺れます。幸せの中にいても、なにか突っかかって、結局幸せをちゃんとしらないまま・・って感じです。なんかかわいそうだなあと思います。
でも、私はこの本をよんで、斎藤一をまた尊敬しなおしました。自分の「信念」をしっかりもっていて、私とは雲泥の差だなあと思いました。本って、読めば読むほど、自分にたりないものが見えてきますよね。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 暁緒
形式:文庫
本屋の一角にも新選組のコーナーができ始めた。これもブームに乗っかって書かれたのかな、という気がしないでもない。

 新選組三番隊長の斎藤一の生涯を、池田屋事件から西南戦争後まで駆け足で描いている。「謎多き」剣客なのはそのとおりだし、土方や沖田に比べると出版物も多くない彼だが、今までに出ているものを超える内容ではないので、斎藤一のファンには物足りなさが残るだろう。

 ただ本書には、斎藤氏の生涯でも謎の多い斗南時代の妻、やそが登場する。あの川路大警視とも新選組時代からすれ違っていた設定になっており、明治になってからの経歴を知る人にはちょっとした伏線が読みとれる。

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