型にはまった現代社会に嫌気がさしている人にお勧めの一冊です。
「型にはまらずに自然にまかせようよ」と言う老子のメッセージが2500年の
年月を超えて心に伝わり、肩の力がスッと抜けます。
水をテーマにした記述が重点的にまとめられてます。水は低きに流れ(謙虚であり)、
どんな形にも変形でき(柔軟性があり)、時に岩を砕くほどの力を持ち(柔の破壊力)、
濁りも清くする(懐が深い)。
これからは水と接するたびに、何か一つ水の素晴らしさを思い出して味わってみようと
思います。
全体に渡り、人生における警告と道しるべが明確に示されています。個人的予想ですが、
老子も道(タオ)の思想にたどり着くまでは、散々肩に力が入って、欲望に任せて生きて
いたんじゃないかと思います。そこで大きな失敗などから大きな学びを得て老子と言う書物が
完成したのではないかと、ふと思いました。