本書で言う「エグゼクティブ」とは、何も経営幹部だけのことではない。ドラッカーは本書のなかで、「今日の組織では、自らの知識あるいは地位のゆえに、組織の活動や業績に対し、実質的な貢献を行うべき知識労働者は、すべてエグゼクティブである」と述べている。したがって本書で述べられる内容は、おそらくほとんどの知識労働者に当てはまるものと推測される。
本書の主題は、どうすれば成果を上げられるのか、という1点に尽きる。ドラッカーは、この成果をあげるためにエグゼクティブがなすべきことを、時間の管理、貢献へのコミットメント、人間関係、自分や部下の強みを生かす方法、仕事の優先順位、意思決定などの視点から解説している。GMのトップだったアルフレッド・P・スローンや、鉄鋼王カーネギー、南北戦争でリンカーンを苦しめたリー将軍らが、いかにして成果をあげたのか、興味深い分析がなされている。事例が古いのは仕方がないが、その洞察には目を見張るものがある。経営幹部やミドルはもちろん、新入社員にもぜひ読んでいただきたい。(土井英司)
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90 人中、88人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
経営者ではなく、新社会人にこそお薦め,
By カスタマー
レビュー対象商品: 新訳 経営者の条件 (ドラッカー選書) (単行本)
私がこの本を読んだのは30歳の時。凄く後悔した。 なぜ、もっと早く読まなかったのかと。 「経営者の条件か・・・俺にはまだ早いな」と思って通り過ぎようと を与えられ、「成果」を出すことを求められて悪戦苦闘し続ける間じゅう、 でも、1回読んだだけでは駄目。 正確に言うと、当たり前だけど出来ないことばかりが書いてある。 能力とか才能は、成果を規定するものではない。 その可能性の限界の遥か手前で歩みを止めてしまう。 21世紀の日本を担う若者達が、この本を携えて、 最後に、邦訳のタイトルだけは何とか変えることができないだろうか? 「組織人として、より大きな成果を挙げるために
27 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
何度読んでも勉強になる,
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レビュー対象商品: 新訳 経営者の条件 (ドラッカー選書) (単行本)
この本は、タイトルだけを見てその内容を想像できるものではない。いわゆる「経営者」のための本ではないからである。どちらかと言えば、我々「従業員」が読むべきものである。いかにして、自分自身をマネジメントし、期待する結果を出していくかということが書かれている。内容は簡単である。スラスラ読める。いたるところに実話が紹介されており楽しく読めるので、新入社員の時に読むことをお薦めする。私は入社してすぐの頃に読んだ。10年経った今でも読み返すことが多い。何度読んでもうなづかされる本である。
15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
マネージメントバイブル,
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レビュー対象商品: 新訳 経営者の条件 (ドラッカー選書) (単行本)
どの世界、どの階層においても不平・不満をよく耳にする。「あの上司が・・・あの部下が・・・隣の部のやつが・・・」 仕事とはなんであろうか、管理・マネージメントとはなんなのか しかし、まったくその思想・理念は色あせてないく、現在のマネージメントについて書かれたどの書物より優れていると私は思う。 ドラッカーのメッセージは一つ 新入社員から経営者までこの本をバイブルとして、もしくは定期的な自己検診として読まれることをお勧めしたい。
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