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新訳 君主論 (中公文庫BIBLIO)
 
 

新訳 君主論 (中公文庫BIBLIO) [文庫]

ニッコロ マキアヴェリ , Machiavelli , 池田 廉
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

中庸が最高の徳とされてきた中世イタリアで、上に立つ者の資質を根底から再考した、歴史を超える普遍的な論考。君主は善悪ではなく人間性をみて他人の行動を予測し、常に臨戦態勢であるべきと大胆に提言する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

マキアヴェリ,ニッコロ
1469‐1527。フィレンツェの政治思想家。少年時代より独学で古典教養を身につける。外交・内政・軍事の官僚政治家となり国内外で活躍、様々な型の君主と身近に接する機会を持つ。政変にともなって追放処分を受け、失意の日々に『君主論』を執筆、没後出版された。危機的状況を踏まえた激しい内容から権謀術数に長けた非道な思想家と呼ばれたが、19世紀になって、同時代のレオナルド・ダ・ヴィンチ同様人間を冷徹な目で観察し科学的に認識した人物として高く評価される

池田 廉
1928(昭和3)年東京都生まれ。京都大学文学部卒。京都大学大学院修了。大阪外国語大学教授を経て同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 244ページ
  • 出版社: 中央公論新社; 改版 (2002/04)
  • ISBN-10: 4122040124
  • ISBN-13: 978-4122040120
  • 発売日: 2002/04
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)
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87 人中、81人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
マキアヴェリの「君主論」といえば、いわゆる権謀術数主義として、目的のためには手段を選ばない非道徳的な主張がイメージされるが、それが曲解に過ぎないということは、実際に読んでみれば明らかである。

「君主は、民衆を味方につけなければならない」
「君主は、けちだという評判など、少しも気にかけてはならない」

「だれからりっぱな進言を得たとしても、よい意見は君主の思慮から生まれるものでなければならない」

といったような主張について、理路整然とした場合分けに基づき、具体例とともに、明快な論拠が示されている。これは、現代の為政者や、企業のマネジメント層にも、そのまま当てはまるであろう「上に立つ者」のあるべき論なのである。

具体例は、当時のイタリアのものが多いため!、なかなかぴんと来ないが、詳細な訳注により、おおよそのことは理解できる。古典としては、きわめて馴染みやすい部類と言えよう。

約250ページの本であるが、本文は約150ページであり、残り約100ページを占める訳注と解説が充実している。また、和訳も非常に読みやすい(おそらく「君主論」の和訳としては一番読みやすい)。お薦めの一冊である。

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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
マキャベリズムというと、
冷酷、残虐というイメージがあるが、
それは表層部分のみをすくった解釈であることは
本書を読めば一目瞭然である。

特に、下々の国民に支持されることの重要性を説いたりと、
意外にも平穏無事な、
行き着く先は立憲君主制なのか?といったような
いわゆる普通の会社の姿が目に浮かんできます。

しかしそれでも
本書の根底にあるのは
非常さであると私は考えます。
カードを切れない君主は
果たして君主として有能だと言えるでしょうか?

無能な君主は存在自体が罪。
この言葉が重くのしかかります。
このレビューは参考になりましたか?
78 人中、66人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By くにたち蟄居日記 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 中国や日本の古典は 経営者にもよく引用される。「孫子」「五輪書」「論語」「日暮硯」等 いくらでも例は挙げられる。西洋の古典は 余りビジネス雑誌に出てくる事も無い。その中で 本書は健闘している。

 マキャべりというと 元来悪いイメージが付きまとってきたのも日本である。性悪説に基づいた冷徹な「嘘つき」というようなイメージかと思う。小生もご多分に漏れず そんな先入観で一読した。

 とんでもない。マキャべりは「人間とはどういう動物か」を語っているに過ぎない。

 彼には「人間の善悪」というものは無い。善い悪いは抜きにして ただ 「人間とはそういうものだ」という彼なりの冷静な分析を披露しているに過ぎない。その意味では科学者が実験の結果を報告しているだけと同じだ。但し そこに分析されている人間の姿が 我々にとって 時には辛辣であることが 科学者マキャべり自身の評判を悪くしている。マキャベリにしたら迷惑な話だ。

「いかなる手段も 結果さえよければ必ず正当化される」
「人は恐れている人より 愛情をかけてくれる人を容赦なく傷つける」
 
 こんな言葉を否定することは難しい。吉田兼好が読んだら大声で笑って同意したに違い無い。

 「辛いのは中傷でなく真実である」とは 誰の言葉だったか忘れた。 マキャべりへの毀誉褒貶の原因は 彼の本に含まれている 苦い真実である。そんな「苦味」が美味しいのは 小生も中年だからだろうか。
 

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最近のカスタマーレビュー
組織をまとめる人には読んで欲しい。
会社経営者から部活のキャプテンまで組織をまとめる立場の人には
是非とも読んでいただきたい!... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: taskman
現代にも通じる普遍的なリーダー論
「マキャベリズム」と聞いてどのようなイメージを抱くでしょうか。
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投稿日: 12か月前 投稿者: ぽんきち
翻訳のセンスのなさにガッカリ
君主論の内容を抜粋している塩野七生の「マキアヴェッリ語録」に感銘を受け、全文を読みたくなって購入しました。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: pepe
ふつうの社会人にもじゅうぶん示唆に富んだ本である。
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投稿日: 15か月前 投稿者: teruichi
企業経営者必読!
 偶然見かけた本書、興味本位でページを開いてみたところ…、何これ、ムチャクチャ面白い!... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: 萩原 湖太郎
君主は、君子ではない
君子がいくら善悪を峻別し徳の高い行いをしても、
それで民衆を治められるとは限らない。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: muffin
痛快です
塩野七生さんの『わが友マキアヴェッリ』で興味を持ち、読んだ。... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: 重元寛人
人間性の本質を抉る、鋭い洞察の書
  〈そもそも人間は、恩知らずで、むら気で、猫かぶりの偽善者で、
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