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[新訳]南洲翁遺訓
 
 

[新訳]南洲翁遺訓 [新書]

松浦 光修
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 998 通常配送無料 詳細
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[新訳]南洲翁遺訓 + 西郷南洲遺訓―附・手抄言志録及遺文 (岩波文庫)
合計価格: ¥ 1,502

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商品の説明

内容紹介

現在も多くのリーダーが「最も尊敬する人物」として挙げる西郷隆盛の考えを
知ることができる『南洲翁遺訓』。同書を編纂した荘内藩は、江戸市中取り締まりの任に
あった際、江戸薩摩藩邸を焼き討ちにした経緯もあり、報復処分を覚悟していた。
しかし、維新後、同藩に対して武士道に則った寛大な処置がとられ、
それが後に、西郷隆盛の内示だったことを知り、感銘を受けたという。
その対応に尊敬の念を深め、荘内藩有志によってまとめられた『南洲翁遺訓』は、
著書を残さなかった西郷隆盛、唯一の「著書」ともいえる。

本書は、41項目と追加2項目の43項目からなることばを、テーマごとにまとめ、
インタビュー風のわかりやすい現代語訳と、西郷隆盛を理解する上でかかせない
歴史事実や重大事件について解説を加えた。天を敬い、人を愛した西郷が残した
珠玉のことばは、混迷の時代のいまこそ読んでおきたい。

内容(「BOOK」データベースより)

武士道を貫き、天を敬し、人を愛することとは。幕末から明治維新にかけて、新しい国づくりにすべてをかけた西郷隆盛の珠玉の言葉。

登録情報

  • 新書: 359ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2008/12/20)
  • ISBN-10: 4569704174
  • ISBN-13: 978-4569704173
  • 発売日: 2008/12/20
  • 商品の寸法: 17 x 10.6 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 47,646位 (本のベストセラーを見る)
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形式:新書
岩波の南洲翁遺訓をまず購入したが、残念ながら自分には漢学の素養もないため読みこなせない。かといって、本書とは別の話し言葉で書かれたものを買って読んでみたがどうもしっくりこなかった。念のため原文と比べてみると、『些とも私を挟みてはすまぬもの也。』の解釈が、「適度なワガママは必要なモノだが、度を超えたワガママはいけない。」などという超訳。
この原書の魅力を掴みかねた後に手にした本書で、宝物を得ました。

『新訳』とありますが、個人的には『真訳』の間違いではないかと思うくらいストレートで、簡潔に、過不足なく、現代の言葉に置き換えられているのではないかと思います。

そのかわり作者が持っている西郷さんの逸話や生きていた同時代についての情報と作者自身の思いや見解が『余話』として一節ごとに付いています。

最初は、西郷隆盛の残した言葉をできるだけそのまま味わいたいので作者の個人的な見解など邪魔に思えました。しかし読み進むと、西郷さんの言葉が述べられた背景や豊富なエピソードと、その言葉へたどり着いた背景についての深い洞察、そしてなにより作者自身の日本という国についての意見や思いが語られています。文章に『魂を入れる』というのはこういう事をいうのだというくらいの熱意と憤懣をもって述べられているのに非常に引き込まれました。

特に感銘を受けたのは西郷さんが『国際情勢を知るには春秋左氏伝、孫子を読めば、そこに書いてあることと変わらない。』という趣旨の言葉と、それに続けて作者は『その二書に加えて教育に論語、孟子を加えるべき』という部分です。
四書の中で春秋左氏伝だけは未読ながら、ほかの三書についてはその英知を眺めたことがあります。良書は時代を超えるのではないかという確信が強まります。読んでいた『ローマ人の物語』が春秋左氏伝のようなものでないかとも思います。国と国との力関係と情勢というのは古来東西問わずかわらないのかもしれません。

作者入魂なので、慣れなければ引いてしまいかねないような正直な意見が述べられています。もっと売れてよい本だと思うのですが、それほどでもない原因は作者の意見が偏っているように感じさせるからかもしれません。しかしながら、私もまた偏っているように感じるけれども、不思議と西郷さんが真に考えていた意見に近い考え方に作者が迫ったのではないかと思います。

あくまで原書を味わい読みたい方は巻末に16ページ、原書の現代仮名遣い版がありますのでご安心を。
むしろたった16ページですむ文章をこれほどまでに掘り下げた作者の愛と情熱に敬意を感じる一書です。
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15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 「素晴らしい」以外の言葉が見つからない。
 いつもレビューを書くときはそんなに短く書くことはない。
 しかし、本書に至っては長く書くことができない。
 長く書くとぼろが出てしまいそうだし、一度読んだくらいでは西郷さんの教えを体得することはできないだろう。
 あえて一つだけ言えることは、「日本人はもっと古典から学ばなければいけない」ということ。
 特に、「論語」をはじめとした孔子関連の書、福沢諭吉の「学問のススメ」、そして、本書を含めた幕末関連の書。
 
 「古きを知り新しきを知る」とはよく言ったものだ。
 日本人はもっと歴史から学ぶ姿勢を見せなければいけない。
 そして、明るい素晴らしい未来を作りたい。
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13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By N
形式:新書
松浦光修氏の論考集は『夜の神々』以来、四年振りとなる。
遺訓の現代的な意訳(遺訓自体は原文で十数頁)に続けて、
遺訓にまつわる出来事や背景を交えた松浦氏の論考が、
「余話」という形で補足されている。

4ヶ月という短期間での執筆ながら、
松浦氏ならではの、冷静さと愛を兼ね備えた対象への視線は健在。
西郷や他の偉人達が、等身大の生身の人間として生き生きと描かれている。

心洗われる人生訓とも言うべき珠玉の言葉が、
いっぱいに詰め込まれている。
いつにも増して平易な文体で書かれているので、
特に学生の方に御一読を薦めたい。
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