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新訂 魏志倭人伝・後漢書倭伝・宋書倭国伝・隋書倭国伝―中国正史日本伝〈1〉 (岩波文庫)
 
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新訂 魏志倭人伝・後漢書倭伝・宋書倭国伝・隋書倭国伝―中国正史日本伝〈1〉 (岩波文庫) [文庫]

石原 道博
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 567 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

古代日本の最大の謎である邪馬台国については、数多くの研究が発表され、その論争は過熱の度を加えている。しかし、その論争の多くは、魏志倭人伝中の邪馬台国に関するわずかな記述の解釈をめぐってのものに他ならない。この魏志倭人伝を始め、古代日本に関する中国史料を一堂に集めた史料集。現代語訳・原文(影印)を新たに付した。

登録情報

  • 文庫: 167ページ
  • 出版社: 岩波書店; 新訂[]版 (1985/5/16)
  • ISBN-10: 4003340116
  • ISBN-13: 978-4003340110
  • 発売日: 1985/5/16
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.4 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By チャックモール トップ500レビュアー
Amazonが確認した購入
誰もが名前だけは知っている「魏志倭人伝」。その原文と書き下し文および注釈、現代語訳を載せたのが本書。
魏志倭人伝だけでなく、同じく日本について書かれている後漢書、宋書、隋書についても、同様の形式で載っている。

簡単ではあるが解説も載っているので、予備知識がまったくない人でも読みこなせるだろう。
特に、中国の歴史書の成立過程についての解説(わりといいかげんなところもある、など)は興味深く、語句を一字一句拾うよりも、ある程度の想像力が読解には必要であることが非常によくわかった。
そしてそのことが、古代日本についての議論を迷走させていることも、同様によくわかる。

私は古代史については素人なので、有名な邪馬台国についての記事だけでなく、他にも多くの地名や風俗について書かれていることにちょっとした驚きを覚えた。
軽い好奇心から読んでみたい、というなら、現代語訳を読むだけでもそれなりに楽しめる。
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15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 簿記受験生 殿堂入りレビュアー
本邦の『古事記』『日本書紀』と共に中国の歴史書の倭国の記述である『三国志魏志倭人伝』『後漢書倭伝』『宋書倭国伝』『隋書倭国伝』は古代日本史研究の根本資料である。『魏志倭人伝』『後漢書』はいわゆる邪馬台国の時代に日本列島に住む人々の暮らしぶりを中国人の立場から記述している。『宋書倭国伝』はいわゆる魏晋南北朝期に南朝に朝貢してきた「倭の五王」を記述する文書の一つであり『隋書倭国伝』は聖徳太子が小野妹子を派遣し、国書に「日出ずる処の天子、書を日没する天子に致す、恙なきや」と記載して隋の煬帝を激怒させたくだりが書かれている。本書は四つの史書の倭国に関する文書の訳注付き書き下し文、現代語訳、そして影印による原文が収められている。付録として『晋書』『南斉書』『梁書』の倭に関する部分と、古代史でよく論議を呼ぶ高句麗広開土王(好太王)の碑銘、『日本書紀』の推古天皇の部分の原文、並びに年表が収められている。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 空満
 古代史の基本文献である「魏志倭人伝」「後漢書倭伝」「宋書倭国伝」「隋書倭国伝」の読み下し文、現代語訳がまとめて読めるのは有り難い。
 「魏志倭人伝」が3世紀の日本を詳細に記すのは何故なのか不思議であったが、四つの原典を読むことで納得できた。「隋書倭国伝」にも7世紀初期の日本の様子が記述される。「魏志倭人伝」と「隋書倭国伝」には、中国の使者が日本を訪ねたことが記録されていて、おそらく彼らの報告にもとづいて日本の状況が書きとどめられたのである。「後漢書倭伝」「宋書倭国伝」は「魏志倭人伝」からの引用の他には、日本からの使者の来訪が記されるだけである。これが確認できて、「魏志倭人伝」の史料としての貴重さをあらためて知った。
 訳注は現在の研究水準からすれば疑わしいものや抜け落ちたりしているものが目立って、刊行後の歳月を感じた。原文の影印も載るが、その書誌情報がないのが気になった。訳者は「凡例」で、「諸版本を比較し、その異同を検討し、書き下した」と断る。しかし、その具体的な検討例は示されていない。「邪馬壹国」論争に見られるように、原文の刊行年は重要なデータとなる。学術的に定評のある文庫だけにこの扱いは不可解である。
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