私は7版の売り出しという新聞の全面広告でこの「新解さん」という愛称のある国語辞典のユニークな言葉の解説を知りました。
「実社会」とは・・・実際の社会。【美化・様式化されたものとは違って、複雑で、虚偽と欺瞞に満ち、毎日が試練の連続であると言える、きびしい社会を指す】
なんとまあ・・・と感動。そこで、1つ古い版になりますが6版までのこの辞書の解説?としての本書を読みますと、漫然と辞書をめくるよりはるかに面白いこの辞書の言葉への考え方がはっきりとあぶりだされて抱腹絶倒したり、ふーんと深遠な言葉の解説作業に脱帽したり、の連続でした。日頃何気なく使っている言葉も年々変化していくことも、何版かを通じての変化の解説でよりわかりやすく教えられました。言葉について興味のある人はぜひお読みいただけるとよいと思います。