1999年に出た本を2003年に改訂し、それを「新装版」として2009年に発行されたました。確かに事例は古く、「そういった事件もあったな」というものが多くみられました。が、内容としては、警察官の職務の大変さ、学歴やキャリア/ノンキャリアといった組織の問題などがわかりやすく記述されています。
その中で、「仕事をすればするほど損をするようになっている」という現職警察官の言葉が印象的でした。また上司の三つのタイプとして、部下を「叱る上司」「叱らない上司」「叱れない上司」といった分類も紹介されていました。これらは一般の組織にも通用する問題でもあります。
いずれにしても表紙の絵から連想されるような軽薄な内容ではなく、まじめに警察官の仕事を紹介し、問題点を指摘している本です。