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新装版 箱根の坂(中) (講談社文庫)
 
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新装版 箱根の坂(中) (講談社文庫) [文庫]

司馬 遼太郎
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

新装版 司馬遼太郎の名作
守護・今川義忠の死による混乱を鎮めるため、早雲は駿河に下り、嫡子・竜王丸を後見することとなる。室町幕府の力はなきに等しく、国人・地侍たちが力を持ち始めていた。この時代の大きな変化を鋭く先取りした早雲は、天性の知略で彼らの信望を得、政敵を退けていき、有名な北条の治世の土台を築いていく。


内容(「BOOK」データベースより)

守護・今川義忠の死による混乱を鎮めるため、早雲は駿河に下り、嫡子・竜王丸を後見することとなる。室町幕府の力はなきに等しく、国人・他侍たちが力を持ち始めていた。この時代の大きな変化を鋭く先取りした早雲は、天性の知略で彼らの信望を得、政敵を退けていき、有名な北条の治世の土台を築いていく。

登録情報

  • 文庫: 432ページ
  • 出版社: 講談社; 新装版 (2004/6/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062748029
  • ISBN-13: 978-4062748025
  • 発売日: 2004/6/15
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
歴史の辻 2008/3/6
By kojitan
形式:文庫
いよいよ今川家の危機に、縁者の早雲(北条早雲)は乞われて、
甥の竜王丸の後ろ盾となるために、駿府へ下向する。著者は室
町の貴族社会から、国人や地べたの人間の地方の時代への過渡
期を、早雲という最高の素材でもって、表現しているように感
じた。

物語はこの巻において、竜王丸が今川家の当主になり、北条早
雲が関東へのにらみを利かせるところまで描いています。

早雲と心を通じていた太田道潅が忙殺され、上杉管領家の見苦
しい争いに立ち向かう早雲は颯々としていて、非常に小気味よ
く見える。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 上巻を読んでいる時も感じたことだが、本作は他の司馬作品とは少しちがった趣がある。
 それは、主人公・北条早雲が「民政」に重点を置いているという点。

 これまで読んだ司馬作品では、政治や軍事、人の心理などを読むことができた。
 特に、その集大成の一つともいえるのが『関ヶ原』だ。

 「関ヶ原の戦い」の起草点から終了までを描いたこの作品は、数多い作品の中でも指折りである。

 しかし本作はそういう点が中心であることは間違いはないが、その中に「民政」の思想が含まれている点が違う点である。

 例えば、家来である大道寺太郎に「家来たるものは鋤鍬(すきくわ)を離すな、百姓と同じ暮らしをせよ、よく晴れたひには野良に出よ、はげめ」といったり、主人である今川氏親に対して、「守護たるものは民のために存在する。それ以外はない」と教えたり、それに対して今川新五郎・小鹿孫五郎兄弟の民を下に見て、自分たちが特別な存在であると話しているシーンなど、本作が「民政」に重点を置いている点が多々ある。

 戦国武将で理想のリーダー像を語られることはよくあるけれど、北条早雲の名前が挙げられているのを聞いたことがない。
 自分もこれまでは名前くらいしか知らなかったので、挙げることもなかったと思う。
 しかし、本書を読んで、「早雲もそう言われてもおかしくない」という意見に変わった。

 今までなんとなく敬遠していた部分があったのだけど、やっぱり読んでよかったと心の底から思う。
 理想とするべき人物と出会うことができたのだから。

 さあ次はついに下巻。
 早雲がどう関東を抑えていくのかが楽しみだ。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 鈴木純一 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
北条早雲(伊勢新九郎)を描いた長編小説の中巻。今川義忠の急死により跡継ぎ騒動がおきている駿河へ向かう早雲(伊勢新九郎)。新九郎の妹千萱と今川義忠の子である今川氏親を助け、政敵を弱体化し、国外の脅威と交渉で渡り合い、ようやく氏親を一国の主に押し上げることに成功。氏親と新九郎の関係はこの後も爽やか。興国寺城を得た後は、新しい租税制度と農地開墾を進め、関東を監視し、また結婚もするという展開。
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投稿日: 2004/8/5 投稿者: 日本一小さい歴史書店
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