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新装版  最後の伊賀者 (講談社文庫)
 
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新装版 最後の伊賀者 (講談社文庫) [文庫]

司馬 遼太郎
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

江戸の職業人たちの恐るべきプロ意識の果て驚異的技能と凄まじい職業意識を持つ怪人たち、伊賀忍者はいかにつくられたのか。歴史の裏側を生きた不思議な人々を自在に描いた短編など魅力溢れる七編を収録。

内容(「BOOK」データベースより)

驚異的技術と凄まじい職業意識を持つ怪人たち、伊賀忍者はいかにしてつくられどのように生きたか。城取り、後方撹乱、探索密偵等、戦国の武器として使いちらされた危険な傭兵、詐略と非情の上に成り立つ苛酷な働きが、歴史の動きに影響を与えた不思議な人間たちを、自在に描く短編等、魅力溢れる7編を収録。

登録情報

  • 文庫: 384ページ
  • 出版社: 講談社; 新装版 (2007/2/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062756463
  • ISBN-13: 978-4062756464
  • 発売日: 2007/2/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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キッズレビュー
形式:文庫
 私の世代で伊賀者といえば、千葉真一・真田広之であり憧れの対象なのですが、封建制度下では現場系の労働者への蔑称であり、その悲哀が表題作及び、「伊賀者」、「下請忍者」の三作に溢れており、サラリーマンに共感者の多い司馬作品の面目躍如といったところでしょうか。
 しかしながら、忍者作品はこの三作のみで、あとは寄せ集め的な短編集となっています。
 四番目の「外法仏」は、別の短編集「ペルシャの幻術師」にも掲載されている初期の幻想小説ですが、結末がよめない緊迫感のある面白さです。
 続いて「天明の絵師」は松村呉春、「蘆雪を殺す」は長沢蘆雪という異端の芸術家を描いた短編です。銘酒呉春がまさか絵師の名前だったとは、またひとつ賢くなってしまった。
 トリの「けろりの道頓」は、別の短編集「おれは権現」にも掲載されていますが、大阪名物の道頓堀を義侠心から作った安井道頓のちょっといい話です。欲得だけでない爽やかな生き方を紹介してくれる司馬作品のこれも一側面ですね。
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すべて傑作 2012/1/14
By saroshi
形式:文庫
手放しで面白い。
7つの短編、すべてが生き生きと躍動するようで、古くない。古くないどころか斬新だ。
司馬さん初期の作品は雑密に関連した短編が多い。
忍者という、戦国時代の特殊な職業人もまた雑密の使い手であろうが、本書の前半4篇はその忍者と雑密の話に終始する。
後半は、絵師の話が2話収録されている。
登場人物は「天明の絵師」の与謝野蕪村と呉春と円山応挙。「蘆雪を殺す」の長沢蘆雪。
最後の一篇は大阪・道頓堀を築いた土豪、安井道頓にまつわる話「けろりの道頓」。
すべて傑作。
「けろりの道頓」は読んでいて、泣いてしまった。
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形式:文庫
私の世代で伊賀者といえば、千葉真一・真田広之であり憧れの対象なのですが、封建制度下では現場系の労働者への蔑称であり、その悲哀が表題作及び、「伊賀者」、「下請忍者」の三作に溢れており、サラリーマンに共感者の多い司馬作品の面目躍如といったところでしょうか。
 しかしながら、忍者作品はこの三作のみで、あとは寄せ集め的な短編集となっています。
 四番目の「外法仏」は、別の短編集「ペルシャの幻術師」にも掲載されている初期の幻想小説ですが、結末がよめない緊迫感のある面白さです。
 続いて「天明の絵師」は呉春、「蘆雪を殺す」は長沢蘆雪という異端の芸術家を描いた短編です。銘酒呉春がまさか絵師の名前だったとは、またひとつ賢くなってしまった。
 トリの「けろりの道頓」は、別の短編集「おれは権現」にも掲載されていますが、大阪名物の道頓堀を義侠心から作った安井道頓のちょっといい話です。欲得だけでない爽やかな生き方を紹介してくれる司馬作品のこれも一側面ですね。
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