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新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫)
 
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新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫) [文庫]

宮尾 登美子
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

二〇〇八年度NHK大河ドラマ原作!   薩摩島津家の分家に生れながら、聡明さゆえに藩主斉彬の養女となり、斉彬の秘命を帯びて十三代将軍家定の正室となった篤姫は、不安に揺れる大奥を見事に統べる。

内容(「BOOK」データベースより)

十八歳で藩主斉彬の養女となった篤姫は薩摩島津家分家に生まれた学問好きな姫であった。その才覚、器量を見込んだ斉彬は画策の末、篤姫を十三代将軍家定の正室として江戸城に送り込んだ。形ばかりの結婚に耐え、病弱な夫を支え将軍御台所として大奥三千人を見事に統べる篤姫には、養父斉彬の密命が…。2008年大河ドラマ原作。

登録情報

  • 文庫: 417ページ
  • 出版社: 講談社; 新装版 (2007/3/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062756846
  • ISBN-13: 978-4062756846
  • 発売日: 2007/3/15
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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53 人中、50人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ringmoo トップ500レビュアー
形式:文庫
幕末の激動の時代にあって、薩摩の分家の娘として生まれながら、その英明さを見込まれ、将軍家定の妻となり、姑として皇女和宮を迎えた女性の一生を描いています。

島津斉彬から徳川慶喜を将軍にする密命を帯びて、将軍の妻となった篤姫が、その困難さと少ない情報量の中から、自分が戦略の道具として使われたのではと疑いを持って行きます。

その後、家定が死に家茂の妻として和宮を迎えた時、彼女もまた「攘夷」の推進という使命を持って嫁いできたことを知ります。

この二人のやりとりを通じて、この時代の女性たちが「道具」でしかなかったことを描いて行きます。

しかし、この天璋院はそんな制約の中でも、大奥3000人を統べらい、徳川家の存立を賭けて的確な判断を見せて行きます。「男だったら」という部分が何度か出てきますが、それだけの「人物」だったということでしょう。

この小説は、そうした天璋院の「人間」を描いているのですが、和宮との対比をして一層天璋院という人物を際立たせている見事さがあります。

それと、男に道具としていいように使われる前半から、その能力を如何なく発揮して、徳川家の存続に向けて活躍する中盤を経て、ラストに「余生」として、子どものときの懇ろな家族関係に戻ったような心安らぐ晩年を与えることで、読む側をほっとさせるものがあります。

その点では、非常に読後感の爽やかな作品になっています。
このレビューは参考になりましたか?
32 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 正義の味方 トップ500レビュアー
形式:文庫
宮尾登美子氏の文章が素晴らしい。日頃接することのない格調高い表現の日本語が全編を通じて展開され、こういう日本語を書いてみたいと憧れる。島津本家から分かれたご一門四家の重富家、加治木家、垂水家、今和泉家、その今和泉家の長女に生まれた於一。TVドラマでの描き方とは全く違う優雅な、格式の高い名門武家の姫の生活がよくわかる。五尺三寸の大柄な篤姫、日本外史を愛読する篤姫、一族から「女子に生まれて残念」と言わしめた篤姫、この類希な資質の姫には最初から引き込まれていく。18歳で島津本家の幼女へ。全編を通して、姫のお付の女性が多く登場するが、今和泉家の菊本、島津本家の若年寄広川、老女幾島の存在や、お互いの関係の変化が非常に興味深い。そしてついに大奥総取締滝山を先頭に、老女村岡、幾島、亀岡、花乃井が付従い江戸城へ。いよいよ御台所として大変な大奥の生活が始まった。どう見ても大河ドラマでは本書の描くような格調高さは出ない。やはり本書を読むべきだ。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
大河ドラマの原作を読むと、テレビでは省かれている点や、演出の都合で新たな人物が登場していたり、補足になります。今和泉の父にも側室がいたのか・・・とか。この一冊でドラマ半年分の脚本を書いた作家には驚きます。
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最近のカスタマーレビュー
史実の篤姫はこちらか
「篤姫」の深い心情がよく表現されており、メッセージ性も強く、読みごたえがありました。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: ドラゴン明日
やっぱりドラマよりこちらですよ!!
大河ドラマ、それなりの面白さはありましたが、テレビ故の通俗性はありましたね。原作と比べると明らかで、私はやっぱり原作のほうが、人物が丁寧に描かれていると思います。... 続きを読む
投稿日: 2009/7/1 投稿者: るるる
説明口調が疲れる
出来事を時系列に追って淡々と描いている印象を受ける。
説明の多さにより人物の個性が伝わりにくく、私はあまり感情移入できなかった。... 続きを読む
投稿日: 2009/1/5 投稿者: So-ta
先に読まないでよかった
... 続きを読む
投稿日: 2008/12/16 投稿者: 久保田真史
この時代の女性の英知、そして覚悟
いうまでもなく、今の時代とは女性の役割、世の中の女性観は隔世の感がある。... 続きを読む
投稿日: 2008/6/9 投稿者: パタ
おもしろい
2008年NHK大河ドラマの原作です。
篤姫の生い立ちから、大奥、晩年まで描かれた長編ですが、... 続きを読む
投稿日: 2008/5/5 投稿者: tenagazaru
よくわかる。
自分の運命を受け入れて、まっすぐ生きた「篤姫」がわかりやすく書かれています。... 続きを読む
投稿日: 2008/4/24 投稿者: ばなな
ドラマの方が良かった
この本をずーっと読んでいくと飽きてくるんです。歴史的な出来事、登場人物は予備知識があるので感動が少ないです。ドラマを見た方が余程いいと感じました。ドラマの小松帯刀... 続きを読む
投稿日: 2008/4/14 投稿者: Andrei Kalinin
女は天の半分を支えている
まず宮尾登美子の絢爛たる筆力に酔いしれる。何しろ言葉遣いや人物の造形が見事だ。したり顔の司馬遼太郎なんぞはとてもかなわない。「大奥」ものと見くびるなかれ、だ。続きを読む
投稿日: 2008/4/8 投稿者: ノーツオンザロック
むしろ大河ドラマを観る為の参考書として
大河ドラマ『篤姫』の時代考証や人物設定をめぐりいろいろな声のある今日此頃、原作本を読んでみた。なるほど、確かにドラマと原作とでは相当違う。例えば、(1)篤姫の人物... 続きを読む
投稿日: 2008/3/6 投稿者: 麒麟児
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