これから就職活動をする人や、したばかりの人にとって、マニュアル的な活動を否定する本書の対談がどう映るのか。
目からウロコなのか、きれいごとと切り捨てるのか、それは分からない。
しかし、10年以上も企業に勤めた経験からみれば、至極当たり前であったり、納得のいくことがインタビューで語られていると捉えられる。
インタビューを受けている方々の立場にむしろ近づいていることもあり、その人たちの思いや悩みにむしろ共感してしまう。
本文とは別にちりばめられている128の言葉にも心を留めさせられるものが多い。
一方で、登場している方が芸能関係やフリーで有名な人が多く、その点で違う世界の話と捉えられるところもあるかもしれない。
実際はそんなこともなく、悩みの種類はきっと同じなのだろうけれど。
企業のトップなど一般的にお堅いと言われる職業の方もほぼ日に多数登場してくれないものかとひそかに期待している。