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新装【ワイド版】 街道をゆく (19)
 
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新装【ワイド版】 街道をゆく (19) [単行本]

司馬 遼太郎
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

「街道」に息づく歴史、その土地で出会った人との心のやりとりを綴るシリーズ。遣唐、遣明使船、さらに日清貿易の上で関係の深かった江蘇省、浙江省を歩き、四川の広大な田園、雲南省昆明を訪ねる。82年初版刊のワイド版。

出版社からのコメント

 蘇州の美しさの第一は、民家である。普遍的文明という命題を考える上でも蘇州の民家は何事かを語りかけている。――大いなる古代文明を築き上げた長江下流域。蘇州・杭州・紹興・寧波に、日本史とのかかわりをさぐる。10.5ポイントという大きな活字によって身近になった司馬遼太郎の世界。詳細な地図や当時の雰囲気を表す写真を多数収録。巻毎の索引など、特色あふれる編集による新シリーズ。

登録情報

  • 単行本: 400ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2005/7/15)
  • ISBN-10: 4022501197
  • ISBN-13: 978-4022501196
  • 発売日: 2005/7/15
  • 商品の寸法: 18.2 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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長江河口 2010/3/4
By
形式:単行本
 まず庭園で有名な蘇州。呉ともいう。日本はここを経由して服を輸入していた。しかし今では呉服というと着物のことになってしまっています。
 作者の博覧強記は、枕草子から書家独立(どくりゅう)からアンドレ・マルローにいたるまで自由自在。
 ベトナムと日本で共通する原始的飲茶法も面白い。
 「急須」の章では語源探しが愉快です。
 中国では布袋様が弥勒菩薩になっているというのは吃驚。
 「会稽山」と会計は近い、なぜなら「孟子」に会計という言葉があるからだ、なんて、何でそんなことまで頭に入ってるのでしょうか。
 このころはまだ夏王朝の存在はまぼろしであり、三星堆も司馬さんの脳には入ってなかったようだ。
 「ジャンク」はスペイン・ポルトガル語だというのは意外でした。
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By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 初出は1981-82年の『週間朝日』。

 19巻には「中国・江南のみち」が収録されている。

 「街道をゆく」の旅はいつも大名旅行だが、本巻の中国旅行も凄い。いくつかの企画が合同して行ったのも理由だろうが、マイクロバスを仕立てて移動している。中国側から下に置かない扱いを受けており、司馬も心ゆくまで取材を楽しめたようである。

 その甲斐あってか、非常に面白い一冊に仕上がっている。紀行文と歴史語りがうまく溶け合って、読者の興味が殺がれることがない。なかでも、お茶とジャンクを日本に結び付けて考察した部分は素晴らしいと思う。
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