厳重な新薬の承認手続きは、おそらく薬害から国民のを守るために存在するのでしょう。
でも、個別の問題の優先度は判断すべきなのです。
観念的に理解して「仕方ないことかな」と思っていたのですが、そんなことを言っていてはいけない問題ではないことを認識させられました。
甘かったです。
もう少し身近なケースにひきつければ、
「非常に重篤な患者さんに、病院の外来で、順番まで待ってくださいといっているようなもの」
でしょう。
待っている間に患者さんは死んでしまいます。
通常ならその場合、患者さんを先に診ることをしますし待っている患者サイドでも順番を抜かされたとクレームをいうことはないでしょう。
問題は、緊急度の高い場合にどちらを優先するかというクリティカルなケースです。
トリアージュの問題です。
実際に医師不足からこういう問題が起こりうる、妊婦の搬送問題などをみれば、あるいは既に起こっているかもしれないのですが、今後もっと顕在してくるかもしれません。
単に、厚生省などの硬直した体制というよりもマンパワーの不足の問題が根にあるように思います。
そんななかで、自ら声をまとめて力としていった患者さんと親御さんに感服いたします。
薬や医療に関心のある人にはとにかく一度読んでいただきたいと思います。