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新聞・テレビは信頼を取り戻せるか (平凡社新書)
 
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新聞・テレビは信頼を取り戻せるか (平凡社新書) [新書]

小俣一平
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

旧来メディアを取り巻く危機的状況をいかに払拭するか。「田中角栄研究」、リクルート事件など、多くの事例を見ながら、ジャーナリズムの原点である調査報道の意義を改めて問いかける。

内容(「BOOK」データベースより)

調査報道とは何か―。報道しなければ明らかにされることがない事実を、独自の取材や調査によって、自社の責任において報道する。メディア不信が広がりつつあるなか、依存型報道からの脱却こそがジャーナリズムを救う。豊富な事例を通して、原点としての調査報道を問い直す。

登録情報

  • 新書: 287ページ
  • 出版社: 平凡社 (2011/11/16)
  • ISBN-10: 4582856160
  • ISBN-13: 978-4582856163
  • 発売日: 2011/11/16
  • 商品の寸法: 17.5 x 9.4 x 1.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mfhty トップ500レビュアー VINE™ メンバー
 NHKで報道に携わった経歴があり、現在は大学教授である著者が「新聞・テレビは信頼を取り戻せるか」という問題提起型のタイトルの本を書いているので、私は「どんな今日的な問題点が書かれ、どんな解決の方向性が示されるのだろう」と期待して本書を手にとりました。

 読んでみると、「はじめに」や「第1章 調査報道とウイキリークス」や「第2章 発表報道、記者クラブは諸悪の根源か」あたりまではそれなりに今日的なテーマが出てくるのですが、どうも平板でややつっこみが浅く、「この人は何を主張したいのだろう?」という感じです。
 そして、第3章〜第6章は「調査報道」についての記述なのですが、「何か、大学生が書いたレポートみたいな本」と思いながら読みました。他の本からの引用ばかりで、「著者自らのナマナマしい体験談」や「思い入れ」のようなものがほとんど書かれておらず、多数取り上げられている報道事例も数も相当昔のものが多いのです。

 「あとがき」には、「大学院博士課程の論文に行き詰っている時期に、『NHK記者・カメラマンに対するアンケート調査』をみたことで、論文テーマを『調査報道』に切り替えて完成させた」、「『その博士論文から専門的な引用などは削除して一般に読みやすいように書き直してほしい』と編集部から要望があり、本書ができた」ということが書かれています。
 私は、このときになって「ああ、それでこんなに平板な記述で、学生のレポートのような本だったのですね」と深く納得しました。

 なので、調査報道について「歴史を含めて、広く浅く記述した本を読みたい」という読者であればいいのですが、「現場の生々しい話や報道機関の置かれた厳しい現状について知りたい」という人にとっては期待外れの本だと思います。
 特段欠点のある本ではないので☆4つにしますが、読者によってはもっと辛口の評価があり得るかもしれません。
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By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
Amazonが確認した購入
甘い。まだまだ甘い。これでは、新聞テレビは信頼を取りもどせない。
たとえばテレビでいえば、調査報道の有無や、
〈官製発表ジャーナリズムの温床とされる)記者クラブの存在ばかりに
その信用のなさが由来するわけではない。

スポンサーつきの無料放送であるという点、
ドキュメンタリーを装ったバラエティのひどさ、
やらせ、事故の頻発といった、テレビ全体の信用のなさが大きな原因なのである。

これらに言及せずして、調査報道の必要性や、記者クラブのあり方にのみ言及しても
本書のように通り一遍のものになってしまうだろう。

調査報道をやるのは当たり前だし、
記者クラブは行政にきちんと使用量を治めるべきである。

著者はNHKの記者出身の大学教授。古巣への遠慮があるのだろう。
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