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新聞記者という仕事 (集英社新書)
 
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新聞記者という仕事 (集英社新書) [新書]

柴田 鉄治
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

新聞の価値が問われている。大新聞論調の二極化、スクープの減少、記者のサラリーマン化。今、新聞に何が起きているのか。自らの記者としての体験を絡めながら綴る、渾身の新聞ジャーナリズム論。

内容(「BOOK」データベースより)

新聞がもっとも輝いていた時代。それは戦争に対する切ないほどの反省の上に立った新聞ジャーナリズムが、日本の再生に向けて真摯な言論活動を行なっていたころだった。いま、その時代の熱気はどこへいってしまったのか。新聞記者として、長く第一線で活躍してきた著者が、熱い時代の自身を語りつつ、変質していく新聞への厳しい批判を展開する。新聞史上に残るスクープや調査報道が、なぜ最近見られなくなったのか。新聞の再生には何が必要なのか。著者渾身の新聞ジャーナリズム論。

登録情報

  • 新書: 208ページ
  • 出版社: 集英社 (2003/8/21)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087202054
  • ISBN-13: 978-4087202052
  • 発売日: 2003/8/21
  • 商品の寸法: 17.6 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
タイトルからして、なんだかウンチクを語られそうな予感がしていましたが、いたって読み易いものでした。 記者でなくても記者を目指す人でなくても、今現在、社会の報道の在り方というものが系統だって説明されておりすっきりした感じです。 毎日のニュースを見る目が変わってくるのでは?
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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
タイトル通り新聞記者の仕事について書かれた本ですが、単なる紹介ではなく、報道はどうあるべきかについて語られています。

もちろん、日頃読んでいる新聞がどのようにして作られるのか、その記者の仕事についていろいろと知ることができます。たとえば、記者クラブとか、報道協定はどういうものか、その欠点も含めてわかりやすく書かれています。

最大の特徴は、朝日新聞の論説委員、社会部長、出版局長などを歴任した著者が、ジャーナリズムの原点に立ち戻って「新聞よ、死ぬな」と、現代の新聞に警鐘を鳴らしているところにあります。そして産業としての新聞の衰退ではなく、ジャーナリズムとしての新聞の衰退を嘆いています。

戦後の新聞の反省から、湾岸戦争、同時多発テロ、イラク戦争と至る過程で新聞のジャーナリズム精神が如何に衰えていったか、読み応えあります。今日のようにテロの報復が繰り返される世界において、日本の新聞はどうあるべきか。非常に考えさせられた一冊です。

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12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 
 マスコミ志望者は新聞社志望に限らず読んでおくとよいと思われる本。こういった手の本はかなり明確に著者の姿勢が前面に出てしまい、主張がウザイと感じる本も少なくないんですが、この柴田さんはその点、非常にバランス感覚のいい書き方をなさっています。平易な文章ですらすら読めますしね。かなりの好感触。

 でも提言はしてるんですよね。新聞ジャーナリズムの在り方について。スター記者を作ろう、という呼びかけは特に私は賛同するところです。
 
 たしかに玉木明さんなどが指摘しているようにジャーナリズムが産業として発展する段階において無署名であることは必然だった、という側面があります。だけれど、新聞の部数の伸びが頭打ちになった現状において面白い新聞を作っていかなければならない現状を考えたとき、このスター記者の育成というのは非常に有効な打開策だと思います。

 文芸雑誌にしろ、漫画雑誌にしろ、誰それが書いている雑誌だから買うという人は結構多いはず。そういうノリで読者を惹きつけるということをそろそろ新聞社も考えてもいいんじゃないかな、とは一読者としても思うところです。

 ただ問題点は、安易な大衆迎合に走る危険性がなきにしもあらずということですが・・・ まあこの点は記者に十分取材以外の勉強をさせるということでしょうか。欧米の一流のジャーナリストというのは、陳腐なマスコミ論ではなしに、政治学や社会学や憲法学で大学の講師くらいは務まる学術レベルにありますし!

 とにもかくにも、生き残るためにまともな記者を育てよう、記者のレベルを底上げしようというのは正攻法だけに難しい点も多いでしょうが、現場サイドはぜひ頑張って頂きたいと思う次第。

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