筆者は昔の上司である。emailで連絡をする時は本人ではなく秘書に送って、秘書がそれを印刷し渡していた。完璧なアナログ人間であった。仕事でインターネットを駆使し、途上国のデジタルディバイドの問題を扱っていた自分にとって、この世代の扱いは難しい。下手にIT専門用語を使うと嫌われるので苦労して事業説明をする必要があった。
なのでこの本を読んだ衝撃は大きかった。インターネットの基本から、最新の技術をカバーしている。そして足と、ネットと、紙から「情報」を集め、見事に「知識」に編集して、メディアの将来を予測している。
本書は、「紙対ネット」の話でない。「IT革命」とは本来なんだったのかを解説している。
今度会ったらWikipediaや Skypeの話もしてみようと思う。