内容(「BOOK」データベースより)
「普通」とは、人が生きていく上で本当に拠りどころとなること。ところが今、周りを見渡してみても、そんな「普通」はなかなか見出せない。私たちが暮らす場も大きく変わり、人と人との結ばれ方も違ってきた。自由で快適で安全な暮らし。それが実現しているようでその実、息苦しい。時として私たちは他人を、そして自らを傷つける。一体、「普通」はどこにあるのか?この社会の「いま」と哲学的思考とが切り結ばれる珠玉のエッセイ集。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
鷲田 清一
1949年、京都市生まれ。1977年、京都大学大学院文学研究科博士課程修了。大阪大学大学院文学研究科教授を経て、大阪大学総長。専攻は哲学・倫理学。1989年『分散する理性』(のち『現象学の視線』に改題)(講談社学術文庫)と『モードの迷宮』(ちくま学芸文庫)でサントリー学芸賞を、2000年『「聴く」ことの力』(阪急コミュニケーションズ)で桑原武夫学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)