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新編 啄木歌集 (岩波文庫)
 
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新編 啄木歌集 (岩波文庫) [文庫]

石川 啄木 , 久保田 正文
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

東海の小島の磯の白波にわれ泣きぬれて蟹とたはむる――貧困と孤独にあえぎながら,重くのしかかる現実を三行書きの短歌でうたい,歌壇に新風を吹きこんだ石川啄木(一八八六―一九一二)の歌は,永遠の青春の賛歌である.歌集『一握の砂』『悲しき玩具』に新聞・雑誌等に発表した歌を加え,その足跡をたどる.全歌の索引を付す.

内容(「BOOK」データベースより)

東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる―。貧困と孤独にあえぎながら、重くのしかかる現実を三行書きの短歌でうたい、歌壇に新風を吹きこんだ石川啄木の歌は、永遠の青春の賛歌である。歌集『一握の砂』『悲しき玩具』に新聞・雑誌等に発表した歌を加え、その足跡をたどる。新たに収録全歌の索引を付す。

登録情報

  • 文庫: 440ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1993/5/17)
  • ISBN-10: 4003105419
  • ISBN-13: 978-4003105412
  • 発売日: 1993/5/17
  • 商品の寸法: 15 x 11 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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31 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫|Amazonが確認した購入
しおしおとへこんでしまった時は「がんばれよ」と励ましてもらうよりも「おれもそうなんだよ」と共感してもらうほうがいい。啄木の歌は明治に詠まれたものだけど、どうしてこんなにも平成の男の心情にググッとくるものなのか、ああ、その小さくもリアルな哀感は時を越えてほんものだ。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
偶像化せずに 2008/7/13
形式:文庫
『啄木 ローマ字日記』との併読をお勧めする。
すばらしい歌を残した啄木の生身の姿を知った方が、
文学の凄みを感じることが出来る。
ちなみに、『ローマ字日記』には、生活の糧と称して友人に借金し、
その金で女郎買いに出かけるエピソードなども書かれている。
その夜、隣で寝ている女郎の陰部にこぶしを突っ込もうとするような
無茶な話も書かれているので、成人指定にし、
子供の夢は壊さないよう特記したい。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
啄木進化の跡 2009/1/19
By 麒麟児 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
一読、309頁に収載されたローマ字句以前と以降では明らかに作風が異なることが、一目瞭然であるように感じた。正に、桑原武夫の云うように『ローマ字日記』以後は「むつかしい雅語や漢字の表現からの脱却が可能あるいは不可避となり、そこに自由な新しい日本語の表現法が見出され、以後、啄木が、漢字かなまじり文で書くときにも、文体に自由さをまし、民衆的にして新鮮な表現をなしうることとなるのである」(同書岩波文庫版解説253頁より)。そしてそれは、啄木という一人の作家が小説の道からやはり歌の道へと回帰する上での、ある意味苦悩を通じて歓喜に至るかの、あるいは蛹から蝶へと脱皮するかのような道程であったようにも思われる。

以下、気に入った歌を幾つか:
「人がみな/同じ方角に向いて行く。/それを横より見てゐる心。」(177頁)
「何思ひけむ−/玩具をすてて、おとなしく、/わが側に来て子の坐りたる。」(207頁)
「子を叱れば、/泣いて、寝入りぬ。/口すこしあけし寝顔にさはりてみるかな。」(214頁)
「われいまだわが泣く顔をわが母に見せしことなし故にかなしき」(269頁)
「人皆はおのづから老ゆ奈何せむよろしく若き今を遊ばむ」(325頁)
「恋あるは恋に死ぬらむ才あるは才に死ぬらむすべて死ぬらむ」(354頁)
「角に皆炬火したる千頭の牛を放たば心足らむかも」(357頁)
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