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新編大言海
 
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新編大言海 [大型本]

大槻 文彦
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

和漢洋の家学を継いで近代語法を開拓し、また豊かな文学的天分をもった大国語学者、大槻博士が生涯をかけた不朽の名辞典。  解釈の適切簡明、かつ文学的で、語義の表面的解釈だけでなく、原義より転義に及んで詳細に説明し、正しい文法により、日本語の本来の姿範を教えている。  特に語源を確実にするため一語一語の研究考証の行きとどいていることは本辞典の特色である。

登録情報

  • 大型本: 2341ページ
  • 出版社: 冨山房; 新編版 (1982/2/28)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 457200062X
  • ISBN-13: 978-4572000620
  • 発売日: 1982/2/28
  • 商品の寸法: 28.2 x 23 x 9.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 274,278位 (本のベストセラーを見る)
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58 人中、51人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「言海」と「大言海」を比較してよく別物だと言われる。
辞書としてのクオリティも断然「言海」が優れていると
言われる。
開高健さんも「言海」派だった。
言海は明治22年から昭和30年、
つまり1955年まで発行された。
明治の辞書が戦後10年間発行され続けたのだ。
そしてその後を継いだのが大言海である。
では両者の違いはどこにあるのか?

一例を挙げよう。
「せはし」(せわし)という見出し語を
言海で引いて
「山里の筧の水のせはしきに
なお有明の月ぞ宿れる」
という秀句を見つけた。
だが出典がない。
詠み人知らず?
と思いつつ大言海の「せわし」
(大言海では「せはし」ではないよ)
を引くと「堀河百首」とあった。
つまり大言海の方が百科全書的なのである。

言海とは対照的に情報がこれでもかと詰め込まれている。
それゆえルーペがないと不自由する。
ただ情報の精度から言えば広辞苑などに敵わない。
広辞苑などは「言海」「大言海」を元に編まれたからである。
私事を言えば普段は電子辞書の広辞苑を使っている。
実用を考えれば当然だと思う。
だが広辞苑では前掲の「堀河百首」などには生涯出会わない。

つまり遊べない。
言海も大言海も辞書というより私にとっては大切な愛読書である。
けっして高くないよ。

このレビューは参考になりましたか?
28 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
明治期の辞書「言海」は現在でも研究資料として高い評価を受けているものの、大正・昭和初期の辞書「大言海」はいまひとつ人気がない。その最大の難点は、各項に対するツメの甘さ。たとえば「大言海」では各語彙に和語・漢語・和漢通用語の区別がつけられているが、なにぶんここには間違いが多い。と言うよりも、確実に分類できるものを除けば、他の語は意外とあいまいな基準で分類されている。また、他によく指摘を受けるのが各項に添えられた語源説の部分。ここを評価する人もいるが、中には「取るに値しない」と言う評価を下す研究者すらいる。全体として収録語数が多いこと、特に近世から近代にかけてよく使われた語を集めているという点で資料としての価値はあるかもしれないが、辞書としてどう評価するかは、判断の分かれるところだろう。
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13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
密林 2006/7/23
By くにたち蟄居日記 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
 家の近くの古本屋で購入した。

 その本屋で「言葉の海へ」という本を紹介してもらい 大槻文彦に出会った。筑摩文庫の「言海」も 直ぐに買ったことは言うまでもない。

 そうして 今回 「大言海」を購入したわけである。

 辞書は 引くものだけではなく 読めるものだ という事実に気がついたのは ごく最近である。不明を恥じるしかないが それでも それに気がつけただけでも 今後人生の豊穣の一助となると思う。

 それにしても 辞書というのは つくづく 密林のような気がしてきた。迷い込むと大変である。
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