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新編・白い蜘蛛 (yama‐kei classics)
 
 

新編・白い蜘蛛 (yama‐kei classics) [単行本]

ハインリッヒ ハラー
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

初登から今日に至るまでに何人もの登山者の命を奪い数々のドラマを生んできたアイガー北壁。1938年に、3人の仲間とともにこのアイガー北壁の初登攀に成功したハインリッヒ・ハラーが、自らの詳細な記録の他に、アイガー北壁に関するあらゆる記録を1冊にまとめた本。本著は1998年に出た最新の増補改訂版を、完全新訳本として収録してある。

内容(「BOOK」データベースより)

1938年7月、「死の壁」と呼ばれたアイガー北壁の初登攀に成功したハインリッヒ・ハラーは、自らの詳細な登攀記録とともにアイガーの登攀史をまとめ、北壁の象徴である「白い蜘蛛」を表題とした1冊の本を上梓した。本書は初登60周年を記念して出版された『白い蜘蛛』の増補改訂版。初登攀から今日までのアイガーの歴史が今、あざやかによみがえる。

登録情報

  • 単行本: 525ページ
  • 出版社: 山と溪谷社 (2000/8/1)
  • ISBN-10: 4635047105
  • ISBN-13: 978-4635047104
  • 発売日: 2000/8/1
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.8 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 242,151位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ranrin
形式:単行本
ハインリッヒ・ハラーを知らなくても、セブン・イヤーズ・イン・チベットをご存じの方は多いと思います。あれでブラピが演じていたのが、このハラーなのです。今まで観なかったセブン・イヤーズ・イン・チベットを観る気になったのは、この本の影響が大きいです。
初登頂以前から最近までのアイガー登頂の歴史が細かく書かれています。アイガー北壁の数々の難所と、それに挑んだ人々の様が淡々と描かれており、最後までドキドキしながら読みました。
私はまったく登山の経験はないので、わからない用語がありましたが、それよりも気になったのは人物の名前がすぐに頭に入らなくて、誰と誰のパーティーなのかよく混乱したことです。
だけどこれは個人的問題。私の知らなかった世界を教えてくれたので、この本は星5つです。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ブラッド・ピット主演の映画「Seven Years in Tibet」の原作者でもあり、優れた登山家である著者が、
自身のアイガー北壁の初登攀と、北壁を制しようとする人々の歴史を纏めた本です。

著者を含む4人のザイルパートナーが北壁を制したのは1938年。
原著「白い蜘蛛」が初めて出版されたのは1958年であり、それには第13登までの記録が記されていましたが、
この初登攀60周年を記に出版された改訂増補版では、1999年の記録までが記されています。

著者自身の体験を基に描かれる初登攀時の記録も読み応えがありますが、
この本の大部分は「アイガー北壁における遭難史」とでもいうべき人々の挑戦の記録が占めています。

登山の歴史は、登山家の成功と失敗の歴史でもありますが、
遭難した彼らを救助に行く山岳ガイドや警察、救助技術の歴史でもあります。
そしてアイガー北壁で起こる全ての出来事を、ずっと麓から見守ってきたホテルの支配人の視線の歴史でもあります。
それらを感情に流される事無く、そっとすくいあげてくる著者の視線は、
過酷な自然と向き合ってきた強さと優しさを感じさせてくれます。

個人的な感想をいうと、文章が錯綜する箇所が多々あり、読みにくさを感じずにはいられませんでした。
これはもともと原文がそうなのか、翻訳に問題があるのかは判断がつきかねますが、内容的に全く問題はありません。
山に登るがごとくコツコツと読み進めていけば、最後まで読み切る事が出来るでしょう。

また登山関係の用語解説が終わりにあるのも残念なポイントです。
出版社が「山と渓谷社」であり、内容も有名な山の話なので、
ある程度、登山になじみのある人が読者であると想定されているのだと思いますが、
ある種の不親切さを感じてしまいます。

内容的には文句なし5つ星ですが、読み辛さで損をしている感じがします。
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By 100名山 VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
1991年に「死のクレバス」を読み、その後映画化された「運命を分けたザイル」、更に「運命を分けたザイル2」を観て、シンプソン氏が本書愛読書とし、映画制作の参考にした事を知り、購入して読みました。
この直前には映画「アイガー北壁」も観ていました。
原書は53年に刊行された「チベットの7年間」の5年後の58年に「白い蜘蛛」として刊行されました。
これが純粋にアイガー北壁登攀記になります。
翻訳が原書に忠実らしく登場人物の名前がフルネーム、姓、名、愛称と統一が無く、人物同定に閉口しました。
その後89年と99年に加筆され、グリンデルワルトに立ちアイガー北壁を見続けた記録とハインリッヒ・ハラー氏の見識と思想の記録です。
一つの岩場を中心に置き、良くここまで人間世界を俯瞰したものです。
チベットに対しては認識を改めることが出来ましたし、多くのことを学び直した気がしました。
本書の最大の魅力はハラー氏が深い愛情を持って登山家を語ることです。
パイオニアワークの時代から大衆化された現在まで懐古することなく、道筋を語ります。
これ程の良書が絶版状態なのは悲しむべき事です。
山と渓谷社は他にも「単独行」等多くの山関係の古典の版権を持ちます。再版を望みます。
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