民主党政権を迎えるにあたっていくつかの民主党関連の本を読んだ。
本書も民主党の成り立ちから書かれているが、特に次の点で優れている。
それは、鳩山由紀夫・菅直人・小沢一郎の3人についての記述の詳しさである。
きわめて個性の強い3人だが、彼らのそれぞれの歴史を見ていくことで、
その行動原理がわかってきたような気がする。
鳩山が宇宙人であり、菅が目立ちたがり、小沢が表に出たがらないのは、
それぞれ持って生まれたものや経験から出たもので、演出ではない。
彼らはこれからもそのように行動するだろうし、それを生かすしかない。
しかし今後、還暦を越えた老トロイカ体制は長くは続き得ない。
だからこそ、この3人以外についてもっと記述が欲しかったのが残念である。