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新版 文学とは何か―現代批評理論への招待
 
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新版 文学とは何か―現代批評理論への招待 [単行本]

テリー イーグルトン , Terry Eagleton , 大橋 洋一
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

近現代の世界の文学の様々な潮流を見極め,文学の問題を論じ尽くした画期的な名著の10年ぶりの増補改訂版.明確なる視座に立ち,ポストコロニアル批評,新歴史主義,カルチュラル・スタディーズ,あるいはフェミニズム批評など,この10年間に起こり,更新し展開した文学の,さらには言論をめぐる動向を大きく俯瞰し,精細に論じる.20世紀の文学を明快に語りながら,文学の未来に向けて大きく踏み出したヴィヴィッドな1冊!

内容(「MARC」データベースより)

初版以来、大きなうねりとなって世界的に展開したカルチュラル・スタディーズ、ポストコロニアル批評などの文学批評の動向を、確固とした視座に立ち、明快な生気あふれる語り口で縦横自在に論じる。新版。〈ソフトカバー〉

登録情報

  • 単行本: 437ページ
  • 出版社: 岩波書店; 新版 (1997/2/26)
  • ISBN-10: 4000028685
  • ISBN-13: 978-4000028684
  • 発売日: 1997/2/26
  • 商品の寸法: 21 x 14.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 93,239位 (本のベストセラーを見る)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
大江健三郎が筒井康隆にこのイーグルトンの『文学とは何か』を贈り、
その後『文学部只野教授』が完成したという逸話を持つ本である。

扱う理論を列挙しておこう

現象学,解釈学,受容理論
構造主義と記号論
ポスト構造主義
精神分析批評

そして新版では

フェミニズム批評
マルクス主義批評
ポストモダン批評
脱構築
新歴史主義

この本を読めば,文学批評用語を使って,小難しい理論を展開できるようになるが
イーグルトン自身はこう言っている。
「文学理論がこれみよがしに難解さを誇示すると自らの出自に背くことになる」
このレビューは参考になりましたか?
21 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
文学理論とは、われわれの生きる時代の政治やイデオロギーの一部であることを立証するのが、本書の最大の課題である。こんな課題当たり前のこと、と思われそうだが、日本では(おおざっぱにいって)「政治と文学」の問題は、もっぱら党派政治とそれの従属化、超克か、という点で論じられてきたようにおもう。本書のように、政治思想・イデオロギー史の文脈で文学論を整理するということはやられてこなかった。文学理論は政治的であり非政治的たりえない」これが結論である。そして本書は、文学の「審美性」への内向が批判されており、したがって、のちの『ポストモダニズムの幻影』につづく、ポストモダン論が展開されている。デリダ・フーコーらに対して、その政治的実践性の観点から評価を与え、他方でそうした実践性を換骨奪胎し、ただの「言説論」に堕していったその追従者に対しては断罪する。日本では全く逆の(政治実践性が否定される)評価が、80年代なされたことを考えれば、いまだこのイーグルトンのポストモダン評価は(日本)新しいのかもしれない。

本書で「文学」を解体したイーグルトンは、ポストモダンへの懐疑をさらに深めつつ、イデオロギー論の探求へとむかう。『イデオロギーとは何か』とたてつづけて読んでもいい。
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55 人中、47人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
テリー・イーグルトンの『文学とは何か』は知る人ぞしる筒井康隆の名著『文学部唯野教授』のネタ本でもある。本家のこちらは第一線で活躍するマルクス主義文芸批評の第一人者がこれまでの批評、これからの批評のあり方をじっくりと考え、時には辛口に批判する一冊である。文学を志す人はまず読むべき一冊である。第一章「英文学批評の誕生」(著者は英国人)から、第五章「精神分析批評」まで、マルクス主義批評かという看板からは窺えぬほど寛容でありながら、辛辣でもある。1983年に初版が発行されて以来、版を重ね絶大な人気を誇る本書の人気はその公正さと偏見の無さにあると言っても過言ではない。是非手にとって見て欲しい一冊だ。
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