内容紹介
金堂、講堂など主要伽藍が創建当初のまま維持されている唐招提寺は、奈良時代の姿を最も体感できる寺観を備えています。創建したのは、五回の渡航失敗を克服して来朝した鑑真和上。仏法を伝えることに命を賭けた和上の想いが、一千年を超えて伝わっています。
唐招提寺執事長・西山明彦師による「鑑真和上の教え」、俳優・滝田 栄氏の書きおろしエッセイ「唐招提寺の蓮」を収録。さらに、「唐招提寺の歴史」(奈良大学教授・東野治之)、「鑑真入京――難波から平城京へ」(奈良県立図書情報館館長・千田稔)、「金堂平成修理工事に於ける調査の成果」(元奈良県文化財保存事務所所長補佐・植田哲司)、「鑑真和上の手紙」(奈良国立博物館学芸部長・西山 厚)、「貞慶・覚盛と釈迦念仏」(京都橘大学教授・細川涼一)、「鑑真和上の死と肖像」(同志社大学教授・井上一稔)、「唐招提寺文学散歩」(名古屋外国語大学教授・蔵田敏明)〔敬称略〕と各界から最新の論考で唐招提寺に迫ります。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
西山 明彦
1951年、三重県生まれ。唐招提寺執事長、伝香寺住職、伝香寺学園いさがわ幼稚園長。1982年、龍谷大学大学院修士課程修了。2006年、奈良県教育功労賞を受賞する。2010年より唐招提寺執事長
滝田 栄
1950年、千葉県生まれ。俳優。文学座養成所から劇団四季を経て独立。執筆・講演など幅広く活躍。日本フォスタープラン協会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)