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新版 匠の時代〈第1巻〉 (講談社文庫)
 
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新版 匠の時代〈第1巻〉 (講談社文庫) [文庫]

内橋 克人
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

疎開工場からスタートし、革命的なクオーツ時計を誕生させたセイコー。電卓の小型軽量化に鎬を削ったシャープとカシオなど、世界が瞠目した日本企業の技術革新。それは開発スタッフの汗と涙の結晶であった。彼らの人間ドラマを鮮やかに描き、大ベストセラーとなった名著から、日本再生の指針を読み取る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

内橋 克人
1932年神戸市生まれ。神戸商科大学卒業。神戸新聞記者を経て独立。冷静かつ的確な分析には定評があり、市場原理主義への対抗思考をいち早く展開した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 280ページ
  • 出版社: 講談社; 新版版 (2003/04)
  • ISBN-10: 4062737108
  • ISBN-13: 978-4062737104
  • 発売日: 2003/04
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 大学生、新入社員に読んでもらいたい本, 2004/1/8
レビュー対象商品: 新版 匠の時代〈第1巻〉 (講談社文庫) (文庫)
本書は1983年に刊行された同名の書籍の新版にあたり、著者が抜粋した選書となっている。第1巻にはクオーツ時計を世界で初めて誕生させたセイコーの物語と、シャープおよびカシオを中心に繰り広げられた電卓戦争の物語がおさめられている。

本書は読み始めたら一気に終わりまでいってしまう類の本である。私は1983年版の本は読んだことがなく、これが初めての経験だったが、20年前に書かれた本ということはほとんど意識しなかった。その意味で今読まれることになんら問題はないと思う。

今では当たり前になっているクオーツ時計だが、本書で語られているようなストーリーが背後にあって、様々な人の苦労があったことを知って時計を見る目が変わった。またこれまた当たり前になっている小型電卓についても、今では想像も出来ないような大型機から、技術革新を経ていることがわかり感動した。

本書の2つのストーリーを読んで感じたのは、何よりも関係者の熱意というか執念である。またトップにたつ人間の人を見る目、操る能力のすごさを実感した。技術も凄いがそれ以上にそれを使う人間が凄いと言うことである。更にこの物語を生み出した大きな要因は企業間の競争であることもわかる。セイコーはグループ企業間、電卓はシャープとカシオというように激烈な競争が尋常でない技術革新を可能にしたと感じた。

本書は現在大学生、もしくは社会人なりたて位の人々が読む方がより強いインパクトを受けるのではないか。おそらく、私も含めて電卓は小型で当たり前、時計はクオーツ(というか機械式とかの区分は意識していないだろう)という世代である。この本を読めば、仕事に対して前向きな気持ちになれるのではないか。

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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 文系の読んでも興味を失わない, 2006/11/12
レビュー対象商品: 新版 匠の時代〈第1巻〉 (講談社文庫) (文庫)
 たまには溜まる知識の多いノンフィクションを読もうと思っていたところに大学の図書館で見つけた作品である。

 正直言って期待はしていなかった。あらすじを読むに、プロジェクトXを文章化したようなものだと思っていたが、映像ならともかく、往々にしてノンフィクションというのは面白みにかけると思っていたからだ。

 ところが読み始めてみると非常に面白い。今では身近にあるさまざまな製品が創り出され、今の形になるまでの過程が裏事情も含めて緻密に描かれている。

 この本でとても評価できるのは、技術屋で理系の話、しかもきちんと製品に使われる技術の説明は入っているにも関わらず、文系の自分が読んでも興味を失わなかったことだ。おそらく、そういう風に文章に配慮が見受けられた。

 あまり技術畑の事情はわからないが、最近は劇的な技術革新の隙があまりないが、このICやLSIが普及し始めたころの機械は進歩が目に見えてさぞ面白かったことだろう。
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